
「月給をもらうクマのような目のクマ5センチの会社員だったのに、この映像を見てまた15歳の少女に戻った」
先月、ボーイズグループEXOが「2025メロン・ミュージック・アワード(MMA)」で披露したステージ映像に寄せられたコメントだ。この日、EXOは8年ぶりにMMAの舞台に立ち、「ウルロン(Growl)」「オオカミと美女」「モンスター」「ラブ・ショット」などのヒット曲に加え、新曲「バック・イット・アップ」を披露し、強烈な存在感を示した。多くの後輩アイドルが出演する中でも、安定感と迫力の面でEXOのパフォーマンスは際立っていた。
兵役による「空白期」を終えたEXOが戻ってきた。19日、8作目のアルバム「リバース(REVERXE)」を発表し、カムバックを公式化した。2023年の7枚目の「イグジスト」以来、約3年ぶりのチーム活動となる。依然として高い話題性と動員力を誇るEXOは、今回のアルバムでどのような姿を見せるのか。
●SM特有の情緒を宿す「Crown」
今作には、タイトル曲「Crown」を含む全9曲が収録された。メンバーが事前に予告していた通り、典型的な「SMP(SM Music Performance)」スタイルを前面に打ち出した。アトランタ・トラップのドラム、ヘビーメタルのギター、EDMのシンセサウンドが融合した激しいダンスナンバーだ。大切な存在を王冠になぞらえ、「最後まで守り抜く」と誓うメッセージは、EXO特有の悲壮美を際立たせる。ミュージックビデオでも、炎や水、風など、デビュー当初からの「超能力世界観」を想起させる演出が印象的だ。
アルバム全体の方向性については、「親しみのある選択」とする見方が出ている。音楽評論家のパク・ヒア氏は、「SMPを愛してきたファンには古典的に感じられるほど、その方程式に忠実な作品だ」とし、「斬新さよりも、EXOらしい文法がもたらす安定感が大きい」と評した。タイトル曲についても、「大きな挑戦というより、空白が長かった分、EXOの存在感と色をはっきり示す曲を選んだようだ」と分析した。
●「ウルロン」国民的アイドルの帰還
活動前には、所属事務所SMエンターテインメントとの精算金を巡る対立で参加できなかった「チェンベクシ(チェン、ベクヒョン、シウミン)」の不在を懸念する声もあった。しかし、スホ、チャンヨル、ディオ、セフン、カイ、レイの6人体制で整えた姿からは、そうした不安は感じられなかった。実際、MMAを独占生中継した動画配信サービス「WAVE」によると、昨年のMMA放送で同時接続数が最も多かった瞬間は、EXOが登場した場面だった。
音楽業界では、今回のカムバックをとりわけ歓迎する空気もある。2010年代半ば、Kポップが国内で最も大きな大衆的影響力を持っていた時期を牽引した代表的グループだからだ。
2012年にデビューしたEXOは、翌年の「ウルロン」で全国的なシンドロームを巻き起こし、「コール・ミー・ベイビー」「ラブ・ミー・ライト」などのヒットを連発した。ボーイズグループとして独自の地位を確立し、同時期に活動していたBTS、ワナーワンとともに「エクバンウォン」と呼ばれることもあった。BTSも3月にカムバックを控えており、前向きな相乗効果への期待は大きい。
音楽評論家のチョン・ミンジェ氏は、「EXOは国民的ヒット曲を持つボーイズグループだ」とし、「ソーシャルメディアの拡散やパンデミック以前で、大衆文化が今ほど細分化されていなかった時代に大きな影響力を発揮した。息の長いグループになる可能性も非常に高い」と評価した。
サ・ジウォン記者 4g1@donga.com






