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「王と生きる男」チャン・ハンジュン監督「1000万人観客、想像もしなかった」

「王と生きる男」チャン・ハンジュン監督「1000万人観客、想像もしなかった」

Posted March. 07, 2026 09:43,   

Updated March. 07, 2026 09:43


「『観客として入り、民として出てくる』という評価が印象的でした。『歴史の空白をぬくもりで満たした』という言葉もありがたかったです」。

観客動員1000万人突破を目前に控えた映画「王と生きる男」のチャン・ハンジュン監督(57、写真)は、「一度も想像したことのない状況で、うれしさと同時に慎重な気持ちもある」とし、6日、配給会社ショーボックスを通じてこのような感想を明らかにした。先月4日に公開された「王と生きる男」は、今月5日までに977万人を動員し、まもなく歴代34作目の観客1000万人映画となる見通しだ。

チャン氏は「弱々しいイメージだった端宗(タンジョン)が次第に成長し、芯のある姿を見せていく様子、そして一人の人間として生きようとする姿が観客の心を動かしたのではないか」と語った。

映画を通じて伝えたかったメッセージとしては「意義」を挙げた。意義とは「言葉や文章の本当の意味」などを指す言葉だが、チャン氏は「自分の利益を捨てて正しいことを行うという考え」と定義した。チャン氏は「どんなに生活が厳しく、打算的に生きているとしても、心の中にはそれぞれ守ろうとするものがあるはずだ」とし、「自分が守るべき最低限の道徳的な一線はどこなのか、そんなことを考えてみてほしい」と語った。

「王と生きる男」は、首陽(スヤン)大君に王位を奪われ江原道寧越(カンウォンド・ヨンウォル)へ追放された幼い王、端宗(パク・ジフン)と、彼の世話をすることになった村長の厳興道(オム・フンド、柳海眞〈ユ・ヘジン〉)の物語だ。


金民 kimmin@donga.com