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アップル昨年第4四半期に2019年以降初めて売上減少、米CNBCが分析

アップル昨年第4四半期に2019年以降初めて売上減少、米CNBCが分析

Posted February. 01, 2023 08:48,   

Updated February. 01, 2023 08:48

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米国のアップルが昨年第4四半期(10~12月)に前年同期比逆成長した、という現地での予測が出た。四半期の売上減少は、2019年第1四半期(1~3月)以来初めてのこと。スマートフォン事業の低迷のため、アップルに部品を供給する韓国国内企業の業績不振にも影響を及ぼしたという分析だ。

先月30日(現地時間)、米経済メディアCNBCによると、金融情報会社のリフィニティブがウォール街のアナリストの予測を取りまとめた結果、アップルの昨年第4四半期の売上は1211億9000万ドル(約149兆2940億ウォン)と試算された。前年同期の1239億ドル比27億1000万ドル(2.2%)が減少した予測値だ。アップルは、2019年第1四半期の売上で前年同期比5%減の580億ドルを記録後、四半期ごとに成長の勢いを維持してきた。

アップルのスマートフォン事業は、需要と供給の面でいずれも打撃を受けたものと分析された。景気低迷による不確実性のため、企業や個人消費者は電子製品の購入を減らしている。また、昨年末、中国で新型コロナが再び流行し、アップルは現地工場の稼動を中断した。これは、アイフォンの高級モデルの生産支障につながったと、CNBCは伝えた。

証券会社各社は、今年第1四半期の売上げは前年同期より小幅に伸びるだろうと見込んでいる。ただ、金利引き上げと消費心理の萎縮のため、不安要因は依然として残っていると、但し書きをつけた。


パク・ヒョンイク記者 beepark@donga.com