
LG電子は、本体とステーションの双方に100度のスチーム機能を搭載した世界初のロボット掃除機を発売する。LG電子は29日、スチームで床を掃除し、モップも洗浄する新型ロボット掃除機「LGホームボットAIオブジェコレクションRONi」を発売すると発表した。
LG電子によると、RONiはステーションを出て掃除を始める際、100度のスチームをモップに噴射し、床のこびり付いた汚れを落とす。掃除を終えて戻ると、ステーションでも100度のスチームと温水でモップを洗浄する。LG電子は、「これにより黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌、大腸菌の有害菌4種類を99.99%除去できる」と説明した。
RONiには、モップ洗浄後も本体を清潔に保つ機能も搭載された。モップを温風で乾燥させて悪臭を防ぐほか、ステーション上部には排気ファンを備え、内部乾燥時に発生する湿気を外部へ排出する。また、30ワットの吸引力を備え、モップは1分間に180回転する。さらに、隅を掃除する際にはサイドブラシが46ミリまで伸び、掃除の死角を減らした。
RONiは、利用者の好みに合わせて選べるよう、「ヒドゥンステーション」と「オブジェステーション」の2種類を用意した。ヒドゥンステーションは、キッチンのシンク下の幅木部分にロボット掃除機を設置し、自動で給排水を行うタイプ。オブジェステーションは、利用者が自ら給排水する代わりに、家のどこにでも独立して設置できるタイプだ。
いずれも通常は扉が閉じられ、本体は見えないが、掃除が始まると扉が開いてロボット掃除機が出てくる仕組みだ。室内インテリアとの調和に優れるだけでなく、カメラのハッキングによるプライバシー流出の可能性を物理的に遮断できる。LG電子は、「RONiは大韓人間工学会主催の『2025人間工学デザインアワード』で最優秀製品賞を受賞し、個人情報保護委員会から『プライバシー・バイ・デザイン』認証も取得した」と説明した。
RONiは、本体に搭載した8つのセンサーとAI物体認識技術を活用して空間構造を分析し、電線や植木鉢、ペットの排せつ物など約120種類の物体を識別できる。自ら除去できる汚れは清掃し、障害物を見つけると利用者に通知を送り、障害物が片付けられた後、その場所も続けて掃除する。
また、空間ごとの環境に応じて吸引力や走行方式も自動で切り替える。例えば、食べ物が床に落ちやすいキッチンでは走行ルートをより細かく設定し、吸引力も高める。価格はヒドゥンステーション、オブジェステーションともに219万ウォンで、7月2日から販売される。
パク・ジョンミン記者 blick@donga.com






