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保坂祐二氏「日本の極右、1945年以前への回帰を夢見ている」

保坂祐二氏「日本の極右、1945年以前への回帰を夢見ている」

Posted June. 30, 2026 09:07,   

Updated June. 30, 2026 09:07


「日本の極右勢力の基本思想は、『アジアで最高の国は日本』という考えです。それが始まったのは17世紀です。幕府の正統となった性理学者たちが『真の中華は日本』だとして、存在もしなかった神功皇后の三韓征伐を美化しました」

韓日関係の専門家である保坂祐二(ほさか・ゆうじ)高麗(コリョ)大学行政専門大学院政策学科特任教授(70、世宗大学独島総合研究所名誉所長)は29日、新刊『極右の神話 日本』の出版記者懇談会でこのように強調した。

日本は江戸時代から続く「日本が世界の根本」という思想のため、「世界を支配する運命」を持つと考え、それが帝国主義と戦争につながったという説明だ。保坂氏は、「日本の極右派は歴史的、文化的な根が深く、再び勢力を持ちやすい」と警告した。

保坂氏は東京大学工学部を卒業し、1988年から韓国で韓日関係を研究し、2003年に韓国に帰化した。日本の強硬保守派などを研究してきた保坂氏が今回出版した新刊は、「日本の戦争本能」の起源を掘り下げた本だ。

日本神話にも極右思想の根がある。神功皇后は、日本の神道の最高神である天照大神から「お前の子が統治することになる」との啓示を受け、三韓を侵攻する。神武天皇を含め、こうした神話は「戦って勝つ者の世界」を描いたものであり、あまり知られていないが、天照大神自体が「戦争の神」だという。

保坂氏は、「明治時代に国家神道を強制し、天皇は『現人神』と見なされた」とし、「平和憲法を改正して天皇を国家元首に改め、戒厳令を復活させ、軍隊を再びつくるなど、1945年以前に戻ることが極右勢力の夢だ」と強調した。

こうした視点から見ると、高市早苗首相が初の女性首相に就任した際、日本のテレビなどで「女神・天照大神が再び降臨した」との話が出たことも意味深い。保坂氏は、「神話と政治、旗と軍隊が再び一体となって動く準備をしているサインかもしれない」と語った。

「日本の極右派は2%だとしても200万人を超えます。日本人はあまり抵抗しない傾向があるため、彼らが非常に大きな影響力を持っています。皇室の後継問題もそうですし、今後、日本が非常に多くの面で1945年以前に戻る余地があります」


趙鍾燁 jjj@donga.com