
2026年北中米ワールドカップ(W杯)初戦の12日のチェコ戦で劇的な2-1の逆転勝利を収めた洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる韓国代表は、グループリーグ第2戦のメキシコ戦(19日午前10時)に向け、十分な調整期間を確保している。
韓国は4年前のカタール大会まで、グループリーグ初戦から平均4.9日後に第2戦を戦ってきた。本大会出場国が32カ国から48カ国に増えた今大会は試合間が7日空く日程となっており、比較的余裕がある。チェコに勝った翌日の13日には、一部の選手がリカバリートレーニングを終えた後、メキシコ・グアダラハラ市内へ出かけて時間を過ごした。
今大会の中継局「FOXスポーツ・メキシコ」は、孫興慜(ソン・フンミン、LAFC)はじめ金承奎(キム・スンギュ、FC東京)、李在城(イ・ジェソン、マインツ)ら韓国代表選手がこの日、グアダラハラ市内のタコス専門店を訪れたと伝えた。同局は「韓国のスター、孫興慜が訪れたことで、この店は口コミで話題になるだろう」とし、「選手たちが心身の疲労を癒やし、良いパフォーマンスを見せてくれることを願う」と報じた。代表選手たちは14日もメキシコまで応援に駆け付けた家族と過ごすなど、公式練習を行わず休養に充てた。
しかし、今大会の共同開催国であるメキシコは依然として手ごわい相手だ。韓国はW杯でメキシコと2度対戦し、いずれも敗れている。1998年フランス大会のグループリーグ初戦では1-3、2018年ロシア大会の第2戦では1-2で敗れた。代表戦通算成績も4勝3分け8敗と劣勢だ。韓国は2006年2月15日に米ロサンゼルスで行われた親善試合で1-0勝利を収めて以降、メキシコ相手に1分け3敗となっている。14日現在の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングも、メキシコは13位で韓国(22位)を上回る。
さらに韓国はこれまでW杯グループリーグ第2戦で一度も勝ったことがない。1954年スイス大会から2022年カタール大会までの成績は4分け7敗で、勝率は0%。ベスト4入りの快挙を成し遂げた2002年韓日大会でも、第2戦は米国と1-1で引き分けた。
韓国は事実上のグループA首位決定戦とも言えるこの試合で、W杯グループリーグ第2戦未勝利のジンクスとメキシコ戦のジンクスを同時に打ち破ることを狙う。
会場は、韓国が今大会初勝利を挙げたグアダラハラ・スタジアムだ。試合開始時間も初戦(現地時間午後8時)と近い午後7時となる。メキシコには戦力面の不安もある。初戦で主将を務めた「メキシコのキム・ミンジェ(金玟哉)」ことセサル・モンテスが退場処分を受け、韓国戦には出場できない。最終登録メンバー26人のうち12人が国内リーグ所属で、過去に比べ戦力が弱くなったとの評価もある。メキシコはこれまでW杯グループリーグ第2戦で5勝5分け7敗を記録している。
洪監督は「初戦に勝利したわれわれもメキシコも重要な試合だと考えている」とし、「メキシコは地元ファンの大きな声援を受けて戦うだろうが、われわれが初戦で勝利したことはプラスに働くはずだ」と語った。
金培中 wanted@donga.com






