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高さに強いチェコ、得意の展開に持ち込ませるな 韓国、きょうW杯初戦 

高さに強いチェコ、得意の展開に持ち込ませるな 韓国、きょうW杯初戦 

Posted June. 12, 2026 08:28,   

Updated June. 12, 2026 08:28


「私が選手たちを落ち着かせなければならないほど、みんな熱意を持って準備してきた。その努力が実を結んでほしい」

韓国サッカー代表主将の孫興慜(ソン・フンミン、34=LAFC)は、2026北中米ワールドカップ(W杯)開幕を翌日に控えた11日、メキシコ・グアダラハラスタジアムで開かれた公式記者会見でこう語った。韓国は12日午前11時から同会場でチェコとのグループA第1戦に臨む。

標高1600メートルに位置するこの地でグループリーグ第1、第2戦を戦う韓国は、先月18日から標高約1450メートルの米ユタ州ソルトレークシティー近郊のヘリマンで高地順応トレーニングを続けてきた。

チェコは対照的だった。欧州プレーオフを勝ち抜いて本大会出場を決めたチェコは、先月末になってようやく米国入りした。グアテマラとの最終強化試合(3-1勝利)の前日だった4日には、ニューヨークのヤンキー・スタジアムを訪れ、米大リーグの試合をチームで観戦した。標高190メートルの米テキサス州マンスフィールドに事前キャンプを設けたチェコは、試合前日になってようやくグアダラハラ入りした。ミロスラフ・コウベク監督は「グアダラハラが高地にあることに過度にこだわりたくない」と話した。試合前日も韓国はウォームアップの様子だけを公開し、戦術練習は非公開としたが、チェコはロングパス練習などを公開した。

とはいえ、チェコは侮れない相手だ。今大会のチェコ代表の平均身長は185.7センチで、グループAで最も高い。空中戦を生かしたクロスやセットプレーにも強みを持つ。FWパトリック・シック(30=レバークーゼン)は昨季ドイツ・ブンデスリーガで16得点を挙げ、得点ランキング4位に入った。韓国としては、チェコがボールを高く上げる場面を極力減らすことが重要になる。李榮杓(イ・ヨンピョ)解説委員は「相手がハイボールを楽に処理できないよう強く体をぶつけ、こぼれ球への対応も徹底して準備しなければならない」と語った。

万全の準備を整えた韓国は、体力面でもチェコより有利とみられる。もともと後半のスタミナ低下が弱点とされるチェコは、欧州予選10試合(プレーオフ含む)で喫した12失点のうち9失点を後半15分以降に許している。朴智星(パク・チソン)解説委員は「メキシコが高地で行うホームゲームに強いのには理由がある。高地で調整を重ねてきた韓国がこの点を生かせば、望む結果を得られるだろう」と話した。データ分析・配信会社の「Opta(オプタ)」も、韓国の勝利確率(42.9%)をチェコ(31.1%)より高く予測した。

ただ、雨季に入ったグアダラハラの変わりやすい天候が不確定要素となる可能性もある。洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる韓国代表が到着して以降、毎晩のように雨が降っており、試合は現地時間11日午後8時に始まる。高地での雨中戦は、両チームの選手にとって容易ではない。


金培中 wanted@donga.com