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最新鋭偵察機「アテナR」、在韓米軍が対北朝鮮監視に投入

最新鋭偵察機「アテナR」、在韓米軍が対北朝鮮監視に投入

Posted June. 04, 2026 08:20,   

Updated June. 04, 2026 08:20


在韓米軍の最新鋭偵察機「アテナR」(写真)が先月31日から2日間、休戦ライン以南で対北朝鮮監視飛行を行ったことが分かった。昨年2月に韓国に初めて配備されて以降、試験運用を経て本格的な対北偵察任務に投入されたものとみられる。

3日、フライトレーダー24など航空機航路追跡サイトによると、アテナR1が先月31日と今月1日、京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)のキャンプ・ハンフリーズを離陸し、休戦ライン以南30~50キロ上空で韓半島を横断しながら長時間飛行した。ソウルなど首都圏から江原道(カンウォンド)を往復したほか、東海(トンへ・日本海)・西海(ソへ・黄海)の北方限界線(NLL)付近の海域も飛行した。

機体に搭載された最先端センサーを通じて、休戦ライン付近とその以北の北朝鮮軍の動向に関する情報を収集したものとみられる。アテナR2機が昨年2月、米本土から韓国に初めて配備された。同年下半期に退役した在韓米軍のRC12X「ガードレール」偵察機の後継戦力として、韓半島で試験運用が行われてきた。ガードレール偵察機はターボプロップ(プロペラ)機であるため速度が遅く、低・中高度飛行に限定されていたことから、偵察半径に制約があった。開発から30~40年が経過し、老朽化も深刻だった。

一方、アテナRは民間ビジネスジェット機に高解像度映像レーダー(SAR)など強力な探知装備と通信システムを搭載し、高度4万フィート(約12キロ)で最大15時間以上飛行しながら、全天候で地上・空中の目標を精密追跡・監視できる。より高高度から長時間にわたり、より広い作戦区域を緻密かつ正確に監視できるということだ。専門家らは、アテナR1機でガードレール2~3機分の役割を果たせると評価している。


尹相虎 ysh1005@donga.com