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「売官売職」判決控える金建希被告 ヴァシュロン時計の残金2900万ウォン支払い

「売官売職」判決控える金建希被告 ヴァシュロン時計の残金2900万ウォン支払い

Posted May. 26, 2026 08:09,   

Updated May. 26, 2026 08:09


「売官売職」疑惑で判決を控える尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)被告(写真)が、実業家から受け取った数千万ウォン台の高級時計の残金を最近支払ったことが分かった。

25日、ソウル中央地裁によると、金被告が人事請託などの見返りとして政財界関係者から金品を受け取った容疑を審理している刑事合議21部(裁判長・趙淳杓部長判事)は12日、金被告がロボット犬事業家のソ氏にヴァシュロン・コンスタンタンの時計残金約2900万ウォンを振り込んだ記録を受け取った。金被告は2022年9月、ソ氏から約3990万ウォン相当のヴァシュロン・コンスタンタンの時計を受け取った疑いなどで起訴されたが、最近になって残金を支払った。金被告側弁護士は「本来は捜査終了後に支払う予定だったが、裁判にまで発展し接触できなかった」とし、「8日の証人尋問期日終了後、ソ氏側に支払い意思を伝え、口座確認などの手続きを経て11日に送金した」と明らかにした。

残金を遅れて支払った理由について、金被告側弁護士は「(金被告が)精神的健康問題などさまざまな事情により、残金を支払っていなかったこと自体を記憶していなかった」と説明した。続けて「関連捜査の初期に初めて未払いであることを認識した」とし、「捜査進行中の状況で相手側と接触するのは適切でないと判断し弁済できずにいたが、購入代行残金を遅ればせながら支払った」と付け加えた。

金被告はこれまで裁判で、「請託の見返りではなく、単なる購入代行だった」との趣旨で容疑を全面否認してきた。これに対しソ氏は、「金被告から明確に時計購入を頼まれ、現金500万ウォン相当を直接受け取った」とし、時計を割引価格で購入して渡したとの趣旨の主張を続けてきた。当時の実際の購入価格は約3500万ウォン水準だったとされる。特検は、金被告がロボット犬事業関連の便宜供与および人事請託の見返りとして時計や各種金品を受け取ったとみて、特定犯罪加重処罰法上の斡旋収賄容疑を適用した。

特検はこのほかにも、金被告が複数の業界関係者から公職関連請託とともに金品を受け取ったとみて、15日の結審公判で懲役7年6カ月を求刑した。金被告は22年3~5月、瑞熙(ソヒ)建設の李鳳官(イ・ボングァン)会長から1億380万ウォン相当のヴァンクリーフ&アーペルのネックレスなどを受け取り、李培鎔(イ・ベヨン)元国家教育委員長から200万ウォン台の金の亀を受け取った容疑を受けている。金相玟(キム・サンミン)元検事から1億4千万ウォン相当の李禹煥(イ・ウファン)画伯の絵画を受け取った容疑もある。金被告に対する「売官売職」疑惑の1審判決は来月26日に言い渡される。

これとは別に、金被告はドイツモーターズ株価操作や旧統一教会(世界平和統一家庭連合)請託名目のシャネルバッグ受領疑惑などでも起訴され、先月28日の控訴審で懲役4年、罰金5千万ウォンを言い渡された。


ソン・ジュンヨン記者 hand@donga.com