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米、イラン革命防衛隊元司令官の姪ら逮捕

Posted April. 06, 2026 09:27,   

Updated April. 06, 2026 09:27


米国のトランプ政権が、2020年の米軍の空爆で死亡したイラン革命防衛隊特殊部隊のガセム・ソレイマニ司令官の姪ら親族を逮捕し、永住権を剥奪した。

米CNNによると、米国務省は4日の声明で、ソレイマニ氏の姪のハミデ・アフシャルさんとその娘の永住権を前夜に取り消したと明らかにした。母娘は現在、米移民・税関執行局(ICE)に逮捕・拘束されており、強制送還の危機に直面している。

米国務省は「アフシャルはロサンゼルスでぜいたくな生活を送り、イランのテロ政権のための宣伝活動を行った」として永住権取り消しの理由を説明した。アフシャルさんはSNSを通じて、中東におけるイランの米軍施設攻撃を称賛し、イラン最高指導者モジタバ・ハメネイ師を公然と支持していたという。国務省は「アフシャルは米国を『大悪魔』と非難した」とした。アフシャルさんの夫も米国への入国を禁止された。

ソレイマニ氏は革命防衛隊の精鋭部隊コッズ部隊の司令官として軍部の実力者だったが、第1次トランプ政権時の20年、イラクで米軍の空爆により死亡した。当時、イラン指導部は報復としてイラク内の米軍基地やイスラエルへの攻撃、ホルムズ海峡封鎖の威嚇などで対抗した。イランは主力艦を「ソレイマニ級」と命名するなど、同氏を国家的英雄として称えている。トランプ氏は1日の国民向け演説で、ソレイマニ氏殺害を自身の主要な業績の一つとして挙げた。

国務省はまた、国家安全保障最高評議会トップだったアリ・ラリジャニ事務局長の娘ファテメ・アルデシール・ラリジャニさんと、その夫のセエド・カランタル・モタメディさんの永住権も取り消したと明らかにした。両者は現在米国内にはおらず、今後の入国が禁止された。イランの安全保障トップだったラリジャニ氏は先月、イスラエルの標的空爆で死亡した。ルビオ米国務長官は「トランプ政権は、米国が反米テロ政権を支持する外国人の居住地となることを決して許さない」と述べた。

一方、ソレイマニ氏の娘ゼイナブ・ソレイマニさんは中東の衛星テレビ局アルジャジーラのインタビューで、米移民当局に逮捕された母娘はソレイマニ氏と何ら関係がないと否定した。ゼイナブさんは「米国務省の主張は虚偽だ」と主張した。


アン・ギュヨン記者 kyu0@donga.com