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各地で戦争続く地球 「宇宙から見れば一つ」

各地で戦争続く地球 「宇宙から見れば一つ」

Posted April. 06, 2026 09:24,   

Updated April. 06, 2026 09:24


半世紀ぶりに人類を乗せて月へ向かった「アルテミス2号」の宇宙船「オリオン」が深宇宙を航行し、すでに地球よりも月に近づいた。

5日、米航空宇宙局(NASA)によると、2日午後7時49分(現地時間)に地球軌道を離脱したオリオンは、飛行4日目の4日現在、地球から約27万1979キロの地点を通過している。同日午後9時9分には、クリスティーナ・コック(NASA)、ジェレミー・ハンセン(カナダ宇宙庁)飛行士が交代で宇宙船の手動操縦を行った。41分間にわたり、上下左右・前後の立体機動(6自由度)と単純な方向転換(3自由度)の2種類のスラスターモードを点検し、操縦性能データを確保した。

乗組員は窓外に広がる地球の様子も伝えた。NASAが3日に実施した生中継の記者会見で、月探査に参加した初の黒人宇宙飛行士であるビクター・グローバー操縦士は「ここから見下ろすと、皆さんは一つの存在に見える。どこから来たとしても、皆ホモ・サピエンスであり、一つの人類だ」と語った。リード・ワイズマン船長も「北極から南極、オーロラまで一望できる地球の姿に、4人全員が動きを止めた」と伝えた。

今回の飛行で最も息をのむ瞬間は6日に訪れる。オリオンは午後2時45分から約6時間にわたり月近傍飛行に入る。午後7時2分頃には月表面から約6544キロまで接近して最接近点を通過し、太陽が月に隠れる日食現象も観測する予定だ。乗組員は月科学チームが事前に選定した表面地形リストに基いて高解像度カメラによる撮影を行い、人類が肉眼で確認したことのない月の裏側の一部地域も現場記録として残す計画だ。オリオンは月の重力を利用して8の字軌道を描き、10日に地球へ帰還する。

オリオンが深宇宙を航行する一方、アルテミス2号に搭載された韓国のキューブ衛星「K—ラドキューブ」は最終的に交信に失敗した。韓国宇宙航空庁は5日、「任務運用チームが初の近地点通過後、4日まで交信を試みたが信号を検知できなかった」と明らかにした。交信が途絶した衛星は軌道を維持できず、地球大気圏に再突入して焼失する見通しだ。

一方、科学技術情報通信部の国家研究開発事業評価総括委員会は同日、宇宙航空庁の「小型月着陸船開発事業」を予備妥当性調査の対象に選定した。2030年代初頭の月着陸を目標に、着陸船の設計から着陸方式まで民間企業が主導するという構想だ。


金在亨 monami@donga.com