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警察、監査院を家宅捜索 「西海公務員射殺」軍機密漏えい捜査

警察、監査院を家宅捜索 「西海公務員射殺」軍機密漏えい捜査

Posted February. 04, 2026 10:30,   

Updated February. 04, 2026 10:30


警察は3日、崔載海(チェ・ジェヘ)前監査院長らが2023年に発表した「西海公務員射殺事件」の監査結果に関連し、軍事機密を漏えいした疑いがあるとして、監査院を家宅捜索した。ソウル警察庁反腐敗捜査隊は同日、軍事機密保護法違反の疑いで、ソウル市鍾路(チョンロ)区の監査院を捜索し、関連資料を確保した。

崔氏と柳炳浩(ユ・ビョンホ)監査委員は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権下の23年12月、西海公務員射殺事件の監査結果を報道資料として配布する過程で、2級軍事機密を流出させた疑いを受けている。当時の報道資料には、文在寅(ムン・ジェイン)政権が射殺後の状況を放置し、これを隠蔽・捏造して、被害者のイ・デジュン氏が自発的な「越北」を企図したかのように判断した、との内容が盛り込まれていた。

当時、監査院の監査委員会は、報道資料に国家安保室や国防部などの対応状況、イ氏の「越北意思表明情報」など軍事機密が含まれているとして非公開を決定したが、当時事務総長だった柳氏がこれを覆し、公開を推進したとされる。

その後、監査院運営刷新タスクフォース(TF)は昨年11月、柳氏と崔氏を、軍事機密保護法上の軍事機密漏えいの疑いで告発した。西海公務員射殺死亡事件は、20年9月、仁川(インチョン)市の小延坪(ソヨンピョン)島近海で漁業指導に当たっていた海洋水産部所属公務員のイ氏が、北朝鮮軍の銃撃を受けて死亡した事件だ。当時、海洋警察などはイ氏が自発的な越北を試みたと発表したが、政権交代後、監査院はこれと相反する監査結果を示し、政治的論議が続いてきた。警察関係者は「今後、関係者の調査などを含め、法と原則に基づき厳正に捜査を進める」との考えを明らかにした。


チョン・ソヨン記者 cero@donga.com