
野党「国民の力」の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は15日、「釈明の機会を与える」として、韓東勲(ハン・ドンフン)前代表の除名処分をいったん保留した。中央倫理委員会が韓氏に釈明の機会を与えないまま懲戒を決定したことを受け、党内で「深夜の拙速な除名決定」との批判が強まったため、手続きを韓氏側に委ね、手続き上の正当性を確保する狙いとみられる。
張氏は同日、国会で開かれた最高委員会議で、「再審請求の期間が終わるまでは、倫理委員会の決定に対する最高委員会の判断は下さない」と明らかにした。再審は、倫理委の通知を受けた日から10日以内に請求できる。これにより、韓氏に対する懲戒は、25日以降に確定する見通しだ。
一方、張氏は「当事者が直接釈明しなければ、倫理委の決定は一方の主張のみを聞いて下されるしかない」とも述べ、韓氏が釈明しない場合、除名処分が維持されるとの認識を示した。ただ、韓氏は再審請求ではなく、仮処分申請など法的対応に踏み切る方針とみられている。
同日開かれた「国民の力」の議員総会では、「分裂は自滅だ」とし、張氏に懲戒撤回を求めるとともに、韓氏に謝罪を促す声も上がった。
一方、張氏は同日から、国会ロタンダホールで、与党「共に民主党」に対し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)特検および公認献金疑惑特検の受け入れを求める無期限のハンスト闘争に入った。
イ・ジウン記者 easy@donga.com






