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韓東勲氏、深夜に除名決定 地方選挙140日前、「国民の力」分裂深刻化

韓東勲氏、深夜に除名決定 地方選挙140日前、「国民の力」分裂深刻化

Posted January. 15, 2026 09:33,   

Updated January. 15, 2026 09:33


野党「国民の力」の中央倫理委員会は13日深夜に会合を開き、党員掲示板事件をめぐり、前代表の韓東勲(ハン・ドンフン)氏に対する除名を議決した。韓氏は「新たな戒厳が宣布された」と強く反発したが、張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は「別の解決を模索する考えはない」と述べ、速やかに除名処分を確定させる意向を示した。尹錫悅(ユン・ソクヨル)前大統領との決別を含む刷新路線をめぐり対立してきた党執行部といわゆる親・韓東勲系が正面衝突し、6月3日の地方選挙を140日後に控え、党は深刻な分裂状態に陥った。

倫理委は13日午後から深夜にかけて当該事件を審議し、「組織的な世論操作・歪曲が疑われ、倫理的、政治的責任にとどまらず、法的責任まで問うべきだ」として、韓氏の除名処分を議決した。7日にユン・ミンウ中央倫理委員長ら6人で倫理委が構成されてからわずか6日で、党憲・党規上で最高水準の懲戒が下された。

15日に開かれる最高委員会で除名が確定すれば、韓氏は同委員会の承認がない限り、5年間は再入党が認められない。6・3地方選挙や補欠選挙に加え、2028年の総選挙、30年の大統領選挙にも、「国民の力」所属では立候補できなくなる。保守政党の倫理委員会が、党代表経験者の党員を除名処分とするのは初めてだ。

韓氏は14日、ソウル・汝矣島(ヨウィド)の国会で記者会見を開き、「戒厳を克服して統合すべき時に、憲法と民主主義を破壊する新たな戒厳が宣告された」とし、「戒厳を阻止し、党を守った私を、虚偽と捏造で除名した」と主張した。さらに「張氏は、戒厳を阻止した私を排除しようとしている」とし、「国民、党員と共に、今回の戒厳も必ず阻止する」と述べた。党憲・党規上、10日以内に再審請求が可能だが、韓氏側は実益がないとして請求しない方針だ。除名が確定した場合、仮処分申請など法的対応に乗り出す考えだ。

一方、張氏は同日、大田(テジョン)市庁で李荘雨(イ・ジャンウ)市長との政策協議後、記者団に対し、「倫理委の決定を覆し、別の解決を模索する考えはない」と明言し、「前回、障害となる点について語り、この問題を誰が先に解決していくべきか、政治的解決に向けた私の立場は示した」と述べた。張氏は2日、韓氏を念頭に「党内統合を進めるうえで障害があるなら、その障害を先に取り除くべきだ」と発言した。こうした流れから、15日の最高委員会で韓氏の除名処分が確定するとの見方が強まっている。


イ・サンホン記者 dapaper@donga.com