
昨年、地方自治体が出産支援政策に投じた予算が、初めて3兆ウォンを超えた。2年間で約3倍近くに急増した規模だ。自治体が、持ち直しの兆しを見せている出生率の上昇基調を維持しようと、結婚・出産奨励金や住宅支援などの施策を相次いで打ち出した結果と受け止められている。
保健福祉部と育児政策研究所が1日に公表した「2025年の出産支援政策分析」報告書によると、昨年の広域・基礎自治体の出産支援政策予算は計3兆172億ウォンだった。2023年は1兆1118億ウォン、2024年は1兆4661億ウォンと1兆ウォン台で推移していたが、2年で2.7倍に拡大した。
支援の内訳をみると、新婚世帯向け住宅供給などを含むサービス分野が1兆5834億ウォン(52.5%)と最も多かった。次いで現金支援が9887億ウォン(32.8%)、地域通貨などの商品券支援が1346兆ウォン(4.5%)だった。ソウル市の新婚世帯向け公共住宅事業「ミリネ住宅」の予算(1兆4894億ウォン)を除けば、実質的に現金性支援が大半を占めている格好だ。
韓国の合計特殊出生率(女性1人が生涯に産むと見込まれる子どもの数)は、2024年に0.75人と9年ぶりに下げ止まり、昨年は0.8人まで2年連続で上昇するとの期待が出ている。専門家らは、上昇傾向を維持するには一過性の現金支援から脱し、仕事と家庭の両立を後押しする地域インフラの整備が不可欠だと指摘している。
チョ・ユラ記者 jyr0101@donga.com






