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W杯開幕前に暗雲 各国代表に相次ぐ負傷警戒

W杯開幕前に暗雲 各国代表に相次ぐ負傷警戒

Posted December. 24, 2025 10:52,   

Updated December. 24, 2025 10:52


2026年北中米ワールドカップ(W杯)開幕まで約6カ月となる中、各国サッカー代表に「負傷警戒」が広がっている。

来年3月の欧州プレーオフ(PO)を通じて本大会出場を目指すスウェーデンでは、エースFWのアレクサンデル・イサク(26)が離脱した。リバプールは23日、「イサクは腓骨と足首を負傷し手術を受けた。復帰時期は未定」と発表した。イサクは21日のトッテナム戦で後半11分に先制点を挙げた際、相手DFの激しいタックルを受け、足首などを大きく痛めた。今夏、リバプールがプレミアリーグ(EPL)史上最高額となる1億2500万ポンド(約2502億ウォン)を支払い、ニューカッスルから獲得したばかりだった。

A代表56試合16得点の主砲の重傷で、スウェーデン代表は非常事態に陥った。欧州POパスB初戦でウクライナと対戦し、勝てば同パスBのポーランド対アルバニア戦の勝者と再び対戦し、連勝して初めて本大会切符を手にできる。

日本代表も主力の負傷に直面している。攻撃の要である南野拓実(30)の北中米W杯出場は、事実上厳しい状況となった。南野はA代表73試合26得点を記録し、攻撃的MFとサイドアタッカーを兼ねる。21日のオセール戦(フランス杯ラウンド32)で競り合いの際に膝を負傷し途中交代。ASモナコは22日、「前十字靱帯断裂」と公表した。手術後のリハビリには通常9カ月以上を要する。

韓国代表にも「負傷注意報」が出ている。DF金玟哉(キム・ミンジェ、29、バイエルン・ミュンヘン)とMF李康仁(イ・ガンイン、24、パリ・サンジェルマン)は、そろって太もものに痛みを訴えて最近クラブ戦を欠場した。洪明甫(ホン・ミョンボ)代表監督(56)は20日、「来年5月の最終登録まで、何が起きるか誰にも予測できない。万全の準備をする」と語った。


ハン・ジョンホ記者 hjh@donga.com