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ハンファのポンセ、3年3000万~4000万ドルでメジャー復帰へ MLB.com報道

ハンファのポンセ、3年3000万~4000万ドルでメジャー復帰へ MLB.com報道

Posted December. 03, 2025 11:06,   

Updated December. 03, 2025 11:06


韓国プロ野球の新たな「逆輸出」神話が生まれる見通しだ。今年ハンファ・イーグルスで最優秀選手(MVP)を獲得した右腕投手ダイラン・ポンセ(31・写真)が米メジャーリーグ(MLB)へ復帰し、逆輸出選手として過去最高待遇を受けるとの予想が出た。MLB.comは2日、米スポーツ専門メディア「アスレチック」を引用し、「ポンセが総額3年3000万~4000万ドル(約441億~588億ウォン)規模の契約を勝ち取ることができる」と報じた。

これは従来の記録を大きく上回る水準だ。韓国からMLBへ復帰し最高額契約を勝ち取った選手は、2014~2016年NCダイノスで外国人打者としてプレーしたエリック・テームズ(39、引退)で、2017年ミルウォーキー・ブルワーズと3年1600万ドル(約235億ウォン)で契約した。投手ではやはりNC出身のエリック・フェディ(32)が昨年シカゴ・ホワイトソックスと結んだ2年1500万ドル(約220億ウォン)が最高額だった。ポンセが予想どおり契約すれば、この記録を2倍以上に伸ばすことになる。

MLB.comはポンセ獲得が有力なチームとしてサンディエゴ・パドレスを挙げた。MLB.comは「パドレスは先発ローテーション構成に苦しんでいる。既存の枠を破る選択が必要となる可能性があり、ポンセがその代案となり得る」と分析した。サンディエゴは今年先発登板が最も多かった5人のうち3人が移籍や負傷などで来季戦力から外れる状況にある。

ポンセは2020年と2021年にピッツバーグ・パイレーツで20試合に登板し1勝7敗、防御率5.86という低迷を経験した。その後3年間日本プロ野球でプレーしたのち、今年韓国へ移籍し最多勝(17勝)、防御率(1.89)、奪三振(252)、勝率(0.944)で四冠に輝いた。出産した妻と娘とともに韓国に滞在していたポンセは、母娘を残し先月30日に米国へ渡った。


 チョ・ヨンウ記者 jero@donga.com