
アラブ首長国連邦(UAE)とエジプトをめぐる4泊5日の歴訪を終えた李在明(イ・ジェミョン)大統領は21日(現地時間)、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席するため南アフリカ共和国へ向かった。李氏はドイツ、フランスの首脳とそれぞれ二国間会談を行う予定だ。
李氏は同日午前、エジプトのカイロからG20サミットの開催地の南アフリカ共和国・ヨハネスブルクへ移動した。22日からのG20サミットを機に、ドイツのメルツ首相と就任後初の首脳会談を行う。魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は前日の定例会見で、「欧州最大の貿易国であり、我が国と同じ製造強国であるドイツとの首脳会談を通じて、国際・経済秩序の変化に対応した経済協力強化策も協議する予定だ」と説明した。
李氏は、フランスのマクロン大統領とも会談する。李氏は9月、国連総会出席のため訪れた米ニューヨークでマクロン氏と会談する予定だったが、フランス側の国内事情で延期された。魏氏は「来年の韓仏修交140周年を控え、来年の主要7カ国(G7)議長国を務めるフランスと、国際情勢や多様な経済・安全保障懸案について緊密に協力していくことで意見が一致した」と述べた。
李氏は、メキシコ・インドネシア・韓国・トルコ・オーストラリアによる協議体ミクタ(MIKTA)所属国の首脳とも会議を行う。魏氏は「今年は韓国が議長国だ。我が国主導で首脳会合を開催し、多国間主義の強化と国際協力促進策を議論する」と述べた。米中の覇権競争が激しくなる中、ドイツ・フランスとミクタ諸国の首脳と相次いで会うことで、外交の多角化を進める構えだ。魏氏は「国益中心の実用外交を実現するには、韓半島や北東アジアを越え、外交の地平をさらに広げる必要がある」とし、「『連帯』『平等』『持続可能性』をテーマにしたG20サミットで、グローバル責任国家としての地位を高め、多角的貿易体制の回復に向けた条件づくりを主導する」と強調した。
今回のG20サミットには、米国、中国、ロシアの首脳が不参加となる。1999年の創設以来、この3カ国の首脳がそろって不参加となるのは初めてだ。トランプ米大統領は今月初め、「南アで白人農民が虐殺され、土地が不法に収奪されている」として不参加を宣言した。中国は習近平国家主席に代わって、権力序列2位の李強首相が出席するという。ロシアはプーチン大統領ではなく、オレシキン大統領補佐官が南アを訪れる。
韓国は2028年にG20サミットを主催する。
朴訓祥 tigermask@donga.com






