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6・3再補選、「ミニ総選挙」級に拡大へ 4選挙区確定、最大20カ所も

6・3再補選、「ミニ総選挙」級に拡大へ 4選挙区確定、最大20カ所も

Posted January. 09, 2026 10:15,   

Updated January. 09, 2026 10:15


与党「共に民主党」の申栄大(シン・ヨンデ)議員(全羅北道・群山・金堤・扶安甲)と李炳鎮(イ・ビョンジン)議員(京畿道・平沢乙)が8日、公職選挙法違反で大法院(最高裁)から当選無効の判決を受け、選挙区2カ所で再・補欠選挙の実施が追加で確定した。選挙区議員の裁判結果や、6・3地方選挙出馬に伴う議員辞職などにより、最大約20カ所で「ミニ総選挙」級の再・補選が行われるとの見方が出ている。

●最大約20カ所で「ミニ総選挙」級再・補選の可能性

大法院第1部(主審・申叔憙大法官)は同日、公職選挙法違反などの容疑で、申氏陣営の選挙事務長だったカン氏、懲役1年、執行猶予2年、社会奉仕120時間を言い渡した原審判決を上告棄却で確定した。公職選挙法では、選挙事務長が買収などの罪で懲役刑または300万ウォン以上の罰金刑が確定した場合、当選は無効となる。

また大法院第1部は、李炳鎮氏の公職選挙法違反について罰金700万ウォン、不動産実名制違反について罰金500万ウォンとした原審判決を確定した。李炳鎮氏は2024年総選挙当時、選挙管理委員会への候補者財産申告で、借名口座の株式保有状況などを漏らし、自身の土地を知人名義で登記したとして起訴された。公職選挙法違反で罰金100万ウォン以上が確定すると当選は無効となる。

これにより、李在明(イ・ジェミョン)大統領の選挙区だった仁川(インチョン)・桂陽(ケヤン)乙と、姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長の選挙区だった忠清南道(チョンチョンナムド)・牙山(アサン)乙を含む計4カ所で再・補選が確定した。2人の議員失職により、民主党の議席数は165から163に減少した。

2審で当選無効判決を受けた同党の梁文錫(ヤン・ムンソク)議員の京畿・安山(アンサン)甲や、2審係争中の同党の宋玉珠(ソン・オクジュ)議員の京畿・華城(ファソン)甲でも、4月30日までに大法院で当選無効が確定すれば、再・補選が行われる可能性がある。さらに現職議員の多くが広域自治体長選に出馬すると予想され、公認結果次第では議員辞職に伴い、最大10カ所前後で補欠選挙が実施されるとの観測も流れている。

●キム・ナムジュン大郎両府報道官らの名前も

再・補選が確定した選挙区はすべて民主党の地盤で、6・3地方選挙と同時実施の再・補選でも同党の優勢が見込まれる。一方、野党の「国民の力」や「祖国革新党」などは、民主党の責任論を掲げて激しい競争を展開するとの見方もある。

全羅北道(チョンラプクト)・群山・金堤・扶安(グンサン・キムジェ・プアン)甲では、文在寅(ムン・ジェイン)政権当時に大統領府報道官を務めた金宜謙(キム・ウィギョム)前議員の出馬が取り沙汰されているが、現在はセマングム開発庁長を務めており、出馬しない可能性もある。金在俊(キム・ジェジュン)元春秋館長、チョン・スミ報道担当も候補に挙がっている。京畿・平沢(ピョンテク)乙では、鄭長善(チョン・チャンソン)平沢市長と孔在光(コン・ジェグァン)前平沢市長が出馬を検討していると伝えられている。「国民の力」では、京畿・平沢乙に梁香子(ヤン・ヒャンジャ)最高委員と兪義東(ユ・イドン)前議員が出馬準備中とされる。

李在明氏の選挙区だった仁川・桂陽乙では、「大統領の口」と呼ばれる大統領府のキム・ナムジュン報道官が、姜氏の選挙区だった忠清南道・牙山乙では、民主党の安張憲(アン・ジャンホン)、趙喆紀(チョ・チョルギ)忠清南道議が出馬準備を進めているという。