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「馬」ではなく「騎手」に賭けろ 米学者が語るベンチャー投資の奥義

「馬」ではなく「騎手」に賭けろ 米学者が語るベンチャー投資の奥義

Posted November. 14, 2025 07:38,   

Updated November. 14, 2025 07:38


「失敗は早いうちに経験すべきです。『三振アウト(失敗)』よりも、『ホームラン(例外的成功)』の一発の方がずっと重要ですから」

3日、「2025東亜(トンア)ニューセンテニアルフォーラム」でビデオ演説を行った米スタンフォード大学経営大学院のイリヤ・ストレブラエフ(Ilya Strebulaev)教授(写真)は、成功するベンチャー投資のための「ベンチャー的思考」の第一原則として、失敗から学び、ホームランのような圧倒的成功を目指すべきだと強調した。ストレブラエフ氏は「投資で失敗しても失うのは元本だけだが、グーグルのような企業を見逃せば元本の1万倍を失う」という有名なベンチャー投資家の言葉を引用し、「私の研究によると、スタートアップ20社のうち、驚くべきホームラン級の成功を収めるのはわずか1社にすぎない」と話した。ストレブラエフ氏は、企業金融とベンチャー投資分野の専門家として知られている。

ストレブラエフ氏はベンチャー投資のノウハウについて、「『馬』ではなく『騎手』に賭けるべきだ」と助言した。アイデアや初期製品、事業計画よりも、それを率いる創業メンバーの能力を見極めて投資せよという意味だ。氏は「『A級アイデア』を実行する『B級チーム』より、『B級アイデア』を追求する『A級チーム』に投資する方が良い」とし、「A級チームはB級アイデアの限界を迅速に把握して方向転換し、『A+級アイデア』へ発展させることができるからだ」と説明した。A級人材とされるユニコーン創業者に共通して見られる資質としては、回復力と柔軟性、建設的フィードバックを受け入れる姿勢などを挙げた。

ストレブラエフ氏はまた、「AIの発展は前例のない形で時間の流れを圧縮している」とし、「これまで以上に早くユニコーンにならなければ競争で生き残れない」と述べた。そのうえで「今後25年間、世界の主要企業の間で大規模な世代交代が起きるだろう」との見方を示した。


チュ・ヒョンウ記者 シン・ムギョン記者 woojoo@donga.com