
尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が7月に再逮捕されてから109日間で6億ウォンを超える領置金を受け取ったことが分かった。尹氏の妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏の領置金まで合わせると7億ウォンに迫る。事実上の「政治資金集め」との指摘も出ている。
9日、野党「祖国革新党」の朴恩貞(パク・ウンジョン)議員が法務部から入手した資料によると、尹氏は7月10日、「内乱特検」(趙垠奭特別検査官)によって再逮捕されてから先月26日までの109日間で、6億5725万ウォンの領置金を受領した。ソウル拘置所の被収容者の領置金としては最大額で、1万2794回にわたって入金された。1日平均117件だ。
金氏も8月12日に南部拘置所に収容されてから2カ月間で、約2250万ウォンの領置金を受け取った。両氏が受け取った金額を合計すると6億7975万ウォンとなり、今年の大統領年俸(2億6258万ウォン)の2.5倍を超える。両氏は計198回にわたり6億7022万ウォンを引き出している。尹氏側の金桂利(キム・ゲリ)弁護士は7月11日、フェイスブックで領置金口座を公開し「(尹氏は)1ウォンも持たずに収監され、何も買えない状態だ」と投稿した。
領置金は、刑務所や拘置所の収容者が生活必需品や軽食を購入するために預ける金。しかし、このように巨額が動いたことから「事実上の政治資金集め」との指摘もある。政治資金は個人が年間2千万ウォンを超えて寄付できない。一方、領置金は入出金額や回数に制限がない。領置金口座の保有上限は400万ウォンだが、それを超える場合は個人口座に振り替えることができる。
ソン・ヘミ記者 1am@donga.com






