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孫興慜のFKデビュー弾、アジア選手初の「MLS年間最優秀ゴール」に

孫興慜のFKデビュー弾、アジア選手初の「MLS年間最優秀ゴール」に

Posted October. 29, 2025 08:36,   

Updated October. 29, 2025 08:36


孫興慜(ソン・フンミン、LAFC・写真)の絵のようなフリーキックデビューゴールが、米メジャーリーグサッカー(MLS)の「年間最優秀ゴール」に選ばれた。

MLS事務局は28日、公式サイトで「孫興慜のロサンゼルスFC(LAFC)デビューゴールは歴史に永遠に刻まれる。韓国のスーパースターは、ダラス戦で決めた驚異のFKで年間最優秀ゴールの栄誉を手にした」と発表した。孫興慜はアジア選手として初めて、かつMLS年間最優秀ゴールの歴史が始まった1996年シーズン以降、LAFC選手としても初の受賞者となった。

孫興慜は8月24日のダラス戦で、MLSデビュー3試合目にしてフリーキックで初ゴールを決めた。ゴールまで約22メートルから右足でカーブをかけて蹴ったボールは、GKの手が届かない左上隅に突き刺さった。サッカーデータ専門メディア「FotMob(フットモブ)」によると、孫興慜のデビューゴールに至るFKは期待得点値(xG)が0.07で、100回試みてやっと7回成功する計算に相当する。

年間最優秀ゴールはファン投票で選出される。孫興慜は得票率43.5%で、インテル・マイアミに所属する「サッカーの神」リオネル・メッシ(2位、22.5%)を抑えた。今季リーグ戦で9ゴール3アシストを記録した孫興慜は、MLSカッププレーオフ(PO)出場を控えている。西カンファレンス3位のLAFCは30日、同カンファレンス6位のオースティンとPO1回戦の第1戦を行う。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com