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ハンファエアロ、米企業と連携し「短距離離着陸無人機」市場攻略へ

ハンファエアロ、米企業と連携し「短距離離着陸無人機」市場攻略へ

Posted October. 16, 2025 08:55,   

Updated October. 16, 2025 08:55


韓国防衛装備大手のハンファエアロスペースは、米国の無人機専門企業と手を組み、グローバル短距離離着陸(STOL)無人機市場の攻略に乗り出す。狭い都市部でも運用可能な無人機を開発する計画だ。

ハンファエアロスペースは15日、米ワシントンで14日(現地時間)に開かれた米陸軍協会の防衛展示会で、ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)と短距離離着陸無人機「グレイ・イーグル-STOL(GE-STOL)」の共同開発契約を締結したと発表した。従来の無人機は1キロ以上の滑走路を必要としたが、両社によれば本機は100メートル程度の滑走路が確保できれば離着陸が可能だという。そのため、甲板の短い艦船、野原、都市部、海岸などでも運用できる。

両社はGE-STOLの実証機1機を開発し、2027年に初飛行を行う計画であり、28年に購入国へ引き渡す方針だ。開発過程ではハンファエアロスペースがエンジン・ランディングギア・燃料系統などを、ハンファシステムが航空電子装備と任務装備を供給する予定だ。これに備え、ハンファエアロスペースは国内に生産施設も設立する計画だ。これに先立ち、同社は、増資などで確保した資金3千億ウォンなど総額7500億ウォンを無人機事業に投資すると明らかにしていた。


チェ・ウォンヨン記者 o0@donga.com