
トランプ米大統領が29日に韓国を1日だけ訪問する日程が調整されている。当初より訪韓日程を縮小する可能性があるという。27日から慶尚北道慶州(キョンサンプクト・キョンジュ)でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が始まり、首脳会議は31日と翌月1日に開かれる予定だ。
トランプ氏は27日に日本を訪れ、28日に日米首脳会談を行った後、29日午前に訪韓し、同日午後に出国する日程が調整されているという。これについて韓国政府関係者は「トランプ大統領の訪韓日程は最終確定していない」とし、「韓米間での協議が続いている」と述べた。
トランプ氏は訪韓中、韓米首脳会談や米中首脳会談などを行う見通しだ。トランプ氏の日帰り訪韓に合わせ、中国の習近平国家主席の訪韓日程も調整される可能性があるとの見方も出ている。習氏は米中首脳会談のため29日に訪韓し、APEC閉幕日の翌月1日まで慶州に滞在することもあり得るという。トランプ氏は先月19日の習氏との電話会談直後、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「習氏と韓国でのAPEC首脳会議で会うことで合意した」と投稿した。
トランプ氏は訪韓前に新任の日本首相と日米首脳会談を行う予定だ。日本では4日に与党・自民党の新総裁が選出され、15日ごろの臨時国会で首相指名選挙を経て新首相が就任する。読売新聞は3日、トランプ氏が訪日期間中に北朝鮮に拉致された日本人被害者の家族との面会を推進していると報じた。
トランプ氏の日帰り訪韓が確定すれば、APEC首脳会議への出席の可能性は低くなるとみられる。トランプ氏は1期目の2018年にもパプアニューギニアで開かれたAPEC首脳会議に出席しなかった。
トランプ氏の訪韓日程短縮の可能性について、一部では韓米間の関税交渉の膠着が影響しているのではないかとの観測もある。
トランプ氏の訪韓を機に提起された米朝電撃会談の実現可能性も低くなるとの分析が出ている。金正恩(キム・ジョンウン)総書記は先月21日、米国が非核化交渉を放棄した場合、トランプ氏と会えるとの考えを明らかにしたことで、一部では訪韓を機に19年の板門店(パンムンジョム)会談のような電撃的な再会が取り沙汰されていた。
申圭鎭 newjin@donga.com






