
前年覇者のロサンゼルス・ドジャースにとって、ワイルドカード・シリーズ(WC・3戦2勝制)の舞台はあまりに狭く見えた。ドジャースは1日、本拠地でシンシナティ・レッズと対戦した米大リーグのポストシーズン(PS)、ナショナル・リーグWC第1戦で本塁打5本を放ち、10-5で勝利した。大谷翔平(31)とテオスカー・ヘルナンデス(33)がそれぞれ2発を放ち、トミー・エドマン(30)も3回裏にソロ弾を追加した。
ドジャースの1番・指名打者で出場した大谷は、1回裏の初打席から本塁打で先制パンチを見舞った。レギュラーシーズンで自己最多の55本塁打を放った大谷は、相手先発投手ハンター・グリーン(26)の時速100.4マイル(約161.6キロ)の速球を打ち返し、右スタンドに運んだ。大谷が大リーグで本塁打につなげた球のうち、最も速い球だった。その後も6-0とリードした6回裏2死一塁の場面で飛距離138.4メートルの特大2ランを放った。これは大リーグがスタットキャストで飛距離を計測し始めた2015年以降、ドジャースの選手がPSに打った最長本塁打となった。5番で出場したヘルナンデスは3回裏(3点)と5回裏(1点)に連続本塁打を放った。
ロサンゼルス・エンゼルスに在籍した6年間、一度もPSの舞台を踏めなかった大谷は、ドジャース移籍後初シーズンとなった昨年、指名打者としてのみ出場し念願のワールドシリーズ(WS)制覇を経験した。今年PSでは投手としても登板する予定だ。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「今年のWCが第3戦までもつれ込めば、大谷が第3戦で先発登板する可能性もある」と話した。大谷は「レギュラーシーズンの最後に投打ともに感触が良かったので、すっきりした気持ちでPSに臨んでいる。最後まで全力を尽くす」と語った。内野手の金慧成(キム・ヘソン、26)はWCエントリーに名を連ねたが、第1戦には出場しなかった。
シカゴ・カブスも同日、本拠地で行われたナ・リーグWC第1戦でサンディエゴ・パドレスを3-1で下し優位に立った。アメリカン・リーグのWC2試合はいずれもビジターが勝利した。デトロイト・タイガースはクリーブランド・ガーディアンズを2-1で、ボストン・レッドソックスはニューヨーク・ヤンキースを3-1でそれぞれ破った。
任寶美 bom@donga.com





