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「MUSINSA」が12月に中国進出 2030年までに100店舗目指す

「MUSINSA」が12月に中国進出 2030年までに100店舗目指す

Posted October. 01, 2025 09:01,   

Updated October. 01, 2025 09:01


ファッションプラットフォームのMUSINSA(ムシンサ)が、中国のオフライン市場に本格参入する。12月に上海で初の店舗を開設し、2030年までに100店舗以上に拡大する計画だ。

ムシンサは12月、上海・淮海路に自社ブランド(PB)「MUSINSA STANDARD(ムシンサ・スタンダード)」の旗艦店(フラッグシップストア)を開くと発表した。店舗面積は計1300平方メートル(約400坪)で、ムシンサ・スタンダードの店舗としては3番目の規模となる。年末には上海・安福路にオフラインのセレクトショップ「MUSINSA STORE」も出店する。ムシンサの関係者は「淮海路と安福路は、それぞれ大衆性と嗜好性を象徴する主要商業エリアであり、現地消費者を狙うのに最適な立地だ」と説明した。

上海進出を皮切りに、ムシンサは2030年までに、中国国内の店舗を100店舗以上に拡大する計画だ。来年前半には南京東路、徐家匯、杭州の3地域にも店舗を追加出店する。さらに中国のECプラットフォーム「天猫(Tmall)」の旗艦店と連携し、2030年までにオンライン・オフライン統合で売上1兆ウォンの達成を目指している。

ムシンサが中国進出を急ぐのは、韓国国内で確認された中国人消費者の需要を現地で取り込む戦略とみられる。セレクトショップ「MUSINSA STORE 聖水(ソンス)@大林(テリム)倉庫」の第2四半期(4〜6月)の中国人取引額は前期比3.5倍以上に増加し、同期間「MUSINSA STORE 弘大(ホンデ)」店舗は180%成長した。


キム・ダヨン記者 damong@donga.com