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李大統領「北は冷淡で敵対的…平和努力は続ける」

李大統領「北は冷淡で敵対的…平和努力は続ける」

Posted September. 12, 2025 08:50,   

Updated September. 12, 2025 14:07


李在明(イ・ジェミョン)大統領は11日、南北関係について「最も直接的な利害関係を持つ当事者であるにもかかわらず、最も冷淡で敵対的だ」としながらも、「今、統一の話をすれば『ばか』と言われるだろうが、その前に平和の段階を構築することが重要だ」と述べた。

李氏は同日、就任100日の記者会見で「国家安保室、外交部を中心に絶えず努力し、(北朝鮮に)接触している」とし、「しかし、あちら(北朝鮮)は非常に冷淡だ」と述べた。そして「北朝鮮は体制の脅威の核心が韓国ではなく米国だと見ているため、米国との関係を南北関係よりも重要だと考えている」とし、「彼ら(北朝鮮)の立場では『戦時作戦権もない国が何の(資格があるのか)。米朝関係が重要だ』と考えることができる」と述べた。

李氏は先月末、トランプ米大統領との首脳会談で言及した「ペースメーカー論」と関連しても、「米朝対話が開かれることが韓半島の平和と安定に役立つ。われわれが主導すると固執する必要はなく、だから『ペースメーカー』の役割を話したのだ」と強調した。

李氏は10月末に開催されるアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議を前に「米朝対話再開に向けて役割を準備していることがあるか」という質問に、「特別な進展はないが、努力は絶えずしている」とし、「何もせず敵対的に対立するよりは、肯定的な平和的努力を続けて積み重ねれば、少しの隙間が生じるだろう」と答えた。

李氏は対北朝鮮ラジオ放送の停止などに触れ、「いくつかの融和措置をしたからといって、彼らが急に振り返って怒った表情が突然笑顔に変わると期待したなら、それはバカだ」とし、「軍事的緊張緩和のための小さな措置は絶えず続ける」と述べた。また、「李在明が親北だからそうするのではなく、絶えず韓半島の平和と安全に向けて努力しなければならない」と強調した。


クォン・オヒョク記者 hyuk@donga.com