
最近、デパートや公演場、小学校など対象を問わず「爆弾を設置した」という虚偽脅迫が相次ぎ、警察・消防の徒労出動が急増している。徒労出動はこの2年間で1000件以上増え、今年だけで7月までに約3000件に上り、100分の1の割合に達した。市民の不便はもちろん、社会的費用も雪だるま式に膨らむが、虚偽脅迫犯に対する損害賠償の請求はほとんど行われておらず、強力な対応が求められている。
26日、国会行政安全委員会所属の与党「共に民主党」楊富男(ヤン・ブナム)議員が警察庁から提出を受けた資料によると、爆発物やテロなどの虚偽通報による出動件数は、2022年の4235件から昨年は5432件に増え、28.3%増加した。今年も7月末までに2933件で、1日平均13.8件の計算になる。
虚偽テロ通報があると、市民の避難による不便が大きいだけでなく、警察特攻隊や火災鎮圧車、救急車が同時に出動し、巨額の費用が無駄になる。救助が必要な市民への対応が遅れ、実際の緊急事態への対応が遅延する場合もある。しかし、虚偽脅迫犯に損害賠償を請求した事例は、この3年間でわずか1件にとどまった。ソウル警察庁の関係筋は、「刑事処罰はもちろん、民事上の損害賠償請求についても積極的に検討する」と明らかにした。
チョン・ソヨン記者 cero@donga.com






