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イスラエル、イエメン首都の大統領宮殿や燃料貯蔵施設などを爆撃

イスラエル、イエメン首都の大統領宮殿や燃料貯蔵施設などを爆撃

Posted August. 26, 2025 08:49,   

Updated August. 26, 2025 08:50


イスラエルが、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が掌握する首都サヌアの大統領宮殿などを空爆した。イスラエルから約1800キロ離れた地域への攻撃であり、最近フーシ派がイラン製弾道ミサイルでイスラエル領土を攻撃したことへの報復措置だ。

2023年10月のガザ戦争勃発後、大規模な空爆でパレスチナ武装組織ハマスやレバノンの武装組織ヒズボラを事実上無力化したイスラエルが、フーシ派への攻撃を強めるとの見方が出ている。これにより、イスラエルがイランおよび親イラン武装組織の中東地域での影響力をさらに弱めようとしているとの観測も流れている。

24日、中東の衛星放送局アルジャジーラなどによると、イスラエル軍は同日午後4時からサヌアの大統領宮殿、燃料貯蔵施設、発電所を狙って35発の爆弾を投下した。フーシ派が指揮する保健省は、今回の空爆で少なくとも6人が死亡し、86人が負傷したと発表した。

イスラエルは、今回の作戦に空中給油機を含む12機の空軍機を投入したと発表した。14年のイエメン内戦でフーシ派が政府軍を追い出した後、大統領宮殿などを軍事施設化したというのがイスラエルの主張だ。

これに先立ち、フーシ派は22日、イスラエルのガザ地区掌握を非難し、イスラエル本土に向けてドローンと弾道ミサイルを発射したが、すべて迎撃された。イスラエル軍は、そのミサイルの残骸の中から複数の小型爆弾が内蔵された大量殺傷兵器に分類されるクラスター爆弾が発見されたと明らかにした。

一方、イスラエル軍がパレスチナ人の銃撃犯を逮捕した後、パレスチナ自治地域であるヨルダン川西岸のオリーブの木数千本を除去したことが明らかになった。これに対して、パレスチナ住民の生活基盤を破壊するための意図的な行為だという批判が起きている。

アルジャジーラによると、イスラエル軍は20日、銃でユダヤ人入植者を脅したアルムガイール村のパレスチナ住民を逮捕した。続いて22日から3日間、村を封鎖し、作戦の視界確保を口実にブルドーザーを使ってオリーブの木3千本を切り倒した。オリーブ栽培はパレスチナの農業収入の15〜20%を占める。

イスラエル紙「タイムズ・オブ・イスラエル」は、ヨルダン川西岸地域を担当するイスラエル軍中部司令部のアビ・ブルート司令官が21日、村の住民に「厳しい代償を払うことになるだろう」と話した後、このような措置が取られたと伝えた。


イム・ヒョンソク記者 lhs@donga.com