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韓日シャトル外交再開、両国首脳「金大中・小渕宣言継承」で一致

韓日シャトル外交再開、両国首脳「金大中・小渕宣言継承」で一致

Posted August. 25, 2025 08:47,   

Updated August. 25, 2025 13:10


李在明(イ・ジェミョン)大統領と石破茂首相は23日、首脳会談を行った後に発表した共同プレスリリースで、「韓日関係の発展が韓米日協力の強化にもつながる好循環を引き続き作っていく」と強調した。韓日首脳が首脳会談の合意を共同文書で発表したのは17年ぶりだ。

日本を訪問した李氏は同日、東京の首相官邸で石破氏と113分間の首脳会談を行い、「韓日両国が、未来志向かつ互恵的な共通利益のため、ともに協力していかなければならないという点で認識を共にした」と明らかにした。両首脳は、シャトル外交の早期再開や米国の関税発効など新たな経済・通商秩序に伴う戦略的な意思疎通の強化、水素・人工知能(AI)など未来産業の協力拡大などで合意した。

共同プレスリリースには「石破首相は、1998年の『21世紀に向けた新たな韓日パートナーシップ共同宣言』を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる旨述べた」という内容が含まれた。石破氏が過去の植民地支配に対する「痛切な反省と心からの謝罪」が盛り込まれた「金大中(キム・デジュン)-小渕宣言」などを引き継ぐという点を文書で再確認したのだ。

李氏は会談で「今日を機に両国首脳のシャトル外交が再開された」とし、「これは『民主大韓民国』の復帰後、韓日関係が正常軌道に乗ったことを示すものだ」と述べた。石破氏は「韓国の大統領に就任された後、日本が最初の二国間訪問先となるのは国交正常化後、今回が初めて」とし、「本年、還暦を迎えた日韓関係が新たな力を得て、さらに発展することを期待する」と述べた。


東京=パク・フンサン記者 tigermask@donga.com