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日本参院選、「石破首相が来たって票は戻らない」 応援演説を拒否する自民党候補も

日本参院選、「石破首相が来たって票は戻らない」 応援演説を拒否する自民党候補も

Posted July. 18, 2025 08:33,   

Updated July. 18, 2025 08:33


日本の参議院選挙(20日投開票)が2日後に迫る中、石破茂政権の先行きがますます不透明になっているとの分析が出ている。石破首相は今回の選挙で50議席以上を確保し、参議院の過半数を維持することを目標に掲げているが、それを下回る可能性が高いとの予測が相次いでいる。ついには自民党の現職議員が遊説の場で石破氏を批判するなど、党内の分裂も表面化しつつある。

●「首相が来たって逃げた票は戻らない」

参議院議員数は248人で、任期は6年。3年ごとに半数ずつ改選される。今回の選挙では欠員1人を含む選挙区75人、比例代表50人の計125人が選出される。自民・公明の連立与党は今回の選挙で50議席以上を確保し、既存の議席(75議席)と合わせて過半数(125議席)を維持することを目指している。当初、自民党内では「目標が低すぎるのではないか」との批判もあったが、選挙日が近づくにつれ、この目標も達成が困難との悲観論が強まっている。

実際、日本の主要紙が予測した見通しでは、読売新聞が31〜52議席、朝日新聞が33〜51議席、日本経済新聞が50議席前後となっている。最大限善戦しても50議席ぎりぎりに届く程度であり、最悪の場合30議席ほどにとどまる可能性もあるという。読売新聞は連立与党の議席数が「50議席に届かない可能性がある」とし、朝日新聞も「連立与党の過半数維持が困難な情勢」と指摘した。浮動層が30〜40%に及ぶため、選挙終盤の変化はあり得るが、石破政権が予想以上に厳しい状況に置かれているとの見方には変わりはない。

こうした中、石破氏の応援演説を拒否し、政策を批判する自民党議員も現れた。毎日新聞によると、自民党大阪府連会長で参議院議員(2期)の青山繁晴氏は16日、石破氏が大阪で街頭演説した際に同席せず、別の場所で遊説を行った。青山氏は遊説先で「首相が大阪で遊説したいとおっしゃり、私は真っ正面から反対した」と述べた。そして「増税があって減税がない石破政権の政策と、中国に甘い政策が自由民主党の支持層の批判を招いている。(首相が)遊説においでになって票が戻るんですか」と批判した。

石破内閣の支持率が31%(NHK・11~13日の世論調査)にとどまっていることから、首相の応援演説を歓迎しない空気が広がっている。週刊誌「週刊文春」によると、大分県では13日に予定されていた石破氏の応援演説が取り消された。前日に小泉進次郎農林水産相が訪れて選挙の雰囲気が盛り上がったが、翌日首相が来て水を差してはいけないという意見も出たと同誌は伝えた。

●「過半数割れ」ならしばらく混乱は避けられない

石破政権が参議院選挙で過半数の確保に失敗すれば、責任問題に発展することは避けられない見通しだ。昨年10月に発足した石破政権が1年も経たず、昨年の衆院選、先月の東京都議選に続き、3連敗の成績となる状況であるため、「首相退陣論」が強まる可能性がある。

しかし、こうした事態になっても自民党が石破氏を強制的に引きずり下ろす公式の方法はない。野党が内閣不信任案を可決させることは可能だが、先月すでに通常国会が終わっており、首相不信任のためには野党が臨時国会を召集する必要がある。しかし、野党間での意見の食い違いが大きく、それも難しいとする見方が多い。

このため、今回の選挙で50議席の確保に失敗しても、石破政権が維持される可能性もある。日本の政界に詳しい消息筋は「当初の目標だった50議席から2、3議席足りない程度であれば、石破政権が比較的安定して継続する可能性があるが、45議席前後やそれ以下にとどまるなら政権を維持するにはかなりの負担となるだろう」と見通した。


黃仁贊 hic@donga.com