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クーパンのオーナーはキム・ボムソク氏、公取委が責任を明確化

クーパンのオーナーはキム・ボムソク氏、公取委が責任を明確化

Posted April. 30, 2026 08:31,   

Updated April. 30, 2026 08:31


クーパンを事実上支配するクーパンIncのキム・ボムソク議長が、企業集団のオーナー(同一人)に指定された。これにより、オーナー一族による私益便宜供与(特定系列への集中的発注)など、より強化された規制の直接対象となる。クーパンは同日、声明を通じて行政訴訟を予告した。

公正取引委員会は29日、来月1日付で今年の公示対象企業集団(大企業集団)を指定し、クーパンの同一人をキム議長に変更すると明らかにした。クーパンの同一人が変更されるのは、2021年に資産総額5兆ウォン以上の大企業集団に指定されて以来初めてとなる。

クーパンが同一人指定の例外要件から外れたのは、キム氏の弟であるキム・ユソク氏の経営関与が確認されたためだ。クーパンの持株会社であるクーパンIncの未登記役員であるユソク氏は、派遣形式で韓国内の関連会社に勤務している。これまで公取委は、ユソク氏が取締役会などに直接関与せず、年俸も登記役員(約30億ウォン)より低い約5億ウォン水準であることから、役員には当たらないと判断していた。

しかし今年の現地調査で、ユソク氏の職級がクーパン内で最上位水準の副社長級であることが確認された。譲渡制限付き株式(RSU)を含む年間報酬や待遇も登記役員に準じていた。ユソク氏は物流・配送政策関連の会議を数百回以上主宰し、クーパンロジスティクスサービス(CLS)の代表取締役らを招いて、週間業務実績を点検することもあった。主要事業の具体的な業務執行方針を決定するうえで、事実上影響力を行使していた事実も明らかになった。

同一人がキム議長に変更されたことで、クーパンに適用される規制は大幅に強化される。オーナー一族(4親等以内の血族、3親等以内の姻族)が20%以上の持分を保有する海外系列会社の開示義務が課されるほか、私益便宜供与の禁止規制の対象にも含まれる。外国人が大企業集団のオーナーに指定されるのは、李宇鉉(イ・ウヒョン)OCIホールディングス会長に続き2例目となる。公取委の崔章官(チェ・ジャンガン)企業集団監視局長は「企業集団を実質的に支配する者と、政策適用の最終責任者である同一人を一致させ、権限と責任の乖離を解消した点に意義がある」と説明した。

クーパン側は公取委の決定に反発し、法的手続きに入る方針を示した。同社は指定前の協議過程でも異議を申し立てていた。


世宗市=キム・スヨン記者 syeon@donga.com