
「跳べ!」
ガールグループBLACKPINKが、5日と6日、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)高陽総合運動場でワールドツアー公演「デッドライン(DEADLINE)」の第一歩を踏み出した。今回の公演で完全体の新曲「JUMP」を公開すると、中毒性の強いフック(繰り返される短いサビ)に惹かれた観客たちは、「JUMP」という歌詞に合わせて、まるでクラブでも来たかのように走り回った。ファンダム「BLINK」を象徴するピコピコハンマーの応援棒が、一斉に光って揺れた。
BLACKPINKが2022年に発売した2度目のレギュラーアルバム以来、グループとしては2年8ヶ月ぶりに公開した「JUMP」は、虚を突く一発だった。デビュー曲「口笛」や「ブンバヤ」のような洗練されたヒップホップベースも、Kポップ特有の「切れ味抜群のダンス」が目立つ「ピンクベノム(Pink Venom)」のような曲も、「最後のように」のような溌剌とした曲でもなかった。
西部のカウボーイを思わせるビートで始まるこの歌は、ますます強烈なEDM(エレクトロニックダンスミュージック)サウンドが加わり、独特の魅力を呈している。BLACKPINKは常に大衆の予想を破って多彩な姿を披露してきたように、今後も新しい色を見せるという彼らならではの「出師の表」のように感じられた。
BLACKPINKは2023年12月、YGエンターテインメントとはチーム活動のみ再契約し、それぞれ所属事務所を探して、ソロ活動に集中してきた。このため、一部からは「完全体で新曲を披露するのは難しいのではないか」という懸念もなくはなかった。しかし、BLACKPINKは今回の公演を通じて、「別にまた一緒に」の魅力をきちんと見せ、このような心配を払拭させた。
今回の公演で、BLACKPINKはKポップガールグループとしては初めて高陽総合運動場入りし、公演場史上最多の7万8000人の観客を2日間動員した。今後行われるワールドツアーでも、「Kポップの花形ガールグループ」という存在感を強固に固めるものと見られる。
この日、「ワッツアップ、コリア!」の雄叫びと共に、メンバーたちは「キル・ディス・ラブ(Kill This Love)」、「ハウ・ユー・ライク・ザット(How You Like That)」、「火遊び」などのメガヒット曲のメドレーを休まずに続け、場の空気を盛り上げた。強烈なバンドサウンドに合わせて、息の音まで聞こえるほどのライブを繰り広げると、観客の歓声もピークに達した。
それぞれ準備したソロ舞台は、メンバーたちが進もうとする音楽的志向をよく見せてくれた。ジスは火花が上がる中、「アースクエイク(Earthquake)」と「ユアラブ(Your Love)」で夢幻的な美しさを披露し、リサは「ニューウーマン(New Woman)」と「ロックスター(Rockstar)」で強烈なパフォーマンスを魅せた。ジェニーは、「マントラ(Mantra)」と「ライクジェニー(like JENNIE)」を速いラップにもかかわらず余裕を持ってこなし、ロゼはシンガーソングライターのコンセプトを強調するように、ギターの演奏に合わせて「3AM」を歌い、ヒット曲「アパート(APT.)」で現場を「カラオケ」のように盛り上げた。
BLACKPINKは、今回の韓国公演を皮切りに、米ロサンゼルス・シカゴ、カナダトロント、フランスパリなど16都市で31回にわたるワールドツアーに突入する。
高陽=サ・ジウォン記者 4g1@donga.com






