韓悳洙(ハン・ドクス)前首相が7日、「候補一本化が実現しなければ、私は大統領選挙の候補登録をしない」と明らかにした。候補登録締め切り日の11日までに一本化合意が成立しない場合、大統領選に出馬しないという意味とみられる。
韓氏は同日、ソウル中区(チュンク)の韓国プレスセンターで開かれたソウル外国人記者クラブ招待記者懇談会で、大統領選を完走するかどうかを問われ、「(一本化は)どのような方法であれ応じるつもりであり、結果は確実に承服する」と述べるにとどまった。金文洙(キム・ムンス)候補との一本化失敗時、完走するかどうかについて即答を避けてきた韓氏が、無所属で大統領選に挑戦する考えがないことを明確にしたのだ。
韓氏が金氏との会談を前に、一本化失敗時の候補辞退の可能性を明らかにしたことをめぐり、一部では無所属で登録して大統領選に挑戦する際に生じる現実的な負担が影響したのではないかと指摘している。11日までに一本化が成立しなければ、韓氏は与党「国民の力」の候補として出馬できず、党から選挙資金の支援を受けることも難しくなる。3億ウォンにのぼる候補登録供託金から、毎日多い日には数億ウォンかかる選挙費用を自費で負担しなければならない。
2017年の大統領選に出馬し、20日後に辞退を宣言した潘基文(パン・ギムン)元国連事務総長は、毎日1億ウォン以上を選挙資金として使用したという。潘氏は当時、「陣営事務所を自費で借り、運転手や秘書、交通費まですべて自分で払っている」と打ち明けた。
選挙費用の補填基準が大統領選の得票率10%という点も負担となる。大統領選の得票率が15%を超えれば全額、10%を超えれば半分を国から補填される。

崔惠 herstory@donga.com






