
金文洙(キム・ムンス)前雇用労働部長官が3日、6月3日に行われる大統領選挙の与党「国民の力」候補に選出された。弾劾反対派の金氏は最終予備選の結果、得票率56.53%で弾劾賛成派の韓東勲(ハン・ドンフン)前代表(43.47%)を13.06ポイントの差で退けた。同党は4日、選挙対策委員会傘下に金氏と韓悳洙(ハン・ドクス)前首相との間の一本化推進機構を設置し、一本化に向けた駆け引きも本格化した。
金氏は前日、京畿道高陽市一山西区(キョンギド・コヤンシ・イルサンソク)のキンテックスで開かれた党大会で、大統領候補確定の受諾演説を通じて、「最大野党『共に民主党』の李在明(イ・ジェミョン)勢力の執権を阻止するためなら、どんな勢力とも強力な連帯を構築する」とし、「体制を否定する極端な勢力が国を揺るがすことができないようにする」と述べた。
金氏は、「(民主党予備選得票率)89.77%の李氏はすでに独裁者ではないか」とし、「民主党は31人に対する弾劾案を提出した。史上最悪の国会独裁だ。すでに2度も国民が選んだ大統領を弾劾した」と強調した。「非常戒厳」に対する謝罪もなく尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の弾劾の責任を「共に民主党」に転嫁し、「反李在明連帯」を強調したのだ・
韓悳洙氏との一本化方式をめぐる駆け引きも本格化した。金氏は同日、京畿道抱川(ポチョン)で記者団に対し、「候補一本化を推進する場合、韓悳洙氏と1対1で行くのか」という質問に、「できるだけ幅広い範囲で、すべての人が参加するのが望ましい」と答えた。「一本化機構はいつ構成されるのか」という質問にも、「決まったことはなく、議論していく」と述べた。金氏と韓悳洙氏は5日、ソウル鍾路区(チョンロク)の曹渓寺(チョゲサ)で行われる「釈迦生誕日」奉祝法要式に出席する予定だという。
しかし、「国民の力」の候補一本化をめぐり、「非常戒厳と弾劾の川を越えられないでいる」という懸念が出ている。安哲秀(アン・チョルス)議員は金氏に対して、「閣僚を務めた責任ある政治家なら、国民の前で戒厳と弾劾について謝罪すべきだ」と主張した。
李氏は、「当面の課題は憲政秩序を回復すること」とし、「完全に反対に行くようだ」と批判した。
金埈馹 jikim@donga.com






