
トランプ米大統領が先月30日(現地時間)、ワシントンのホワイトハウス南庭にある樹齢約200年の「ジャクソン・マグノリア」を、安全上の理由から伐採すると発表した。トランプ氏は同日、トゥルース・ソーシャルに、「木の調子が非常に悪く、深刻な安全上の危険をもたらしている」とし、「来週中に除去する予定だ」と明らかにした。切り出された木材は保存され、高貴な目的に使用されると付け加えた。
この木は、米国の第7代大統領アンドリュー・ジャクソン(1829~37年執権)が就任当時、先に亡くなった妻レイチェル氏のために植えた。1994年にホワイトハウス敷地内にセスナ機が墜落した際、根元が大きく折れ、それ以来支柱に依存してきた。
この木の近くには、米大統領専用ヘリコプター「マリーンワン」の発着場もある。ヘリコプターの発着時に発生する風や衝撃で木が折れたり落下したりして事故を起こす可能性があるという懸念もあった。
オバマ元大統領は2014年の訪韓時、セウォル号沈没事故を受け、この木の苗木を安山(アンサン)の檀園(ダンウォン)高校に贈った。春に咲くマグノリアの花言葉が「復活」であることに着眼した。米国立公園局は2006年、この木を数々の歴史的出来事を目撃した「証人の木」に指定した。
崔智善 aurinko@donga.com






