Go to contents

山火事で26日まで19人死亡、智異山まで広がる勢い

山火事で26日まで19人死亡、智異山まで広がる勢い

Posted March. 27, 2025 08:50,   

Updated March. 27, 2025 08:50


22日、慶尚北道義城(キョンサンブクド・ウィソン)で発生した山火事が、慶尚北道北部地域の4つの市郡に急速に広がり、26日までに19人が命を落とした。同日、義城山火事の鎮圧中に墜落して死亡したヘリコプターの操縦士1人と、21日に慶尚南道(キョンサンナムド)の山清(サンチョン)で死亡した消火隊員など4人を含めると、この6日間の山火事の死亡者は24人にのぼる。山林庁が山火事の統計を取り始めた1987年以来6番目に多く、1997年の24人以降18年ぶりの最多の死亡者数となる。

中央災害安全対策本部(中対本)と消防当局によると、山火事の煙により避難所の反対方向に避難したり、山火事が避難した車に飛び火したりして爆発するなどの事故で、安東(アンドン)で3人、青松(チョンソン)で3人、英陽(ヨンヤン)で6人、盈徳(ヨンドク)で7人などが死亡した。負傷者も、慶尚北道が1人、慶尚南道が5人の計19人などに達し、死傷者だけで43人に達する。

1週間近い消火活動にもかかわらず、山火事は強風や高温、乾燥した天気など天候の悪材料によって恐ろしく拡散している。最大秒速25メートルの台風級強風が吹き、義城の山火事は安東や青松に続き、盈徳の東海岸まで広がった。盈徳郡の関係者は、「(青松郡から盈徳郡の)海岸まで山火事が拡散するのに、およそ8時間しかかからなかった」と話した。盈徳と隣接した浦項市竹長面(ポハンシ・チュクジャンミョン)では住民たちに緊急避難の案内メールが発送されたりもした。高温と強風が消えた炎を蘇らせ、一時鎮火率が92%だった蔚州(ウルジュ)山火事の鎮火率は、同日午後73%まで下がった。

山清の山火事は、智異山(チリサン)国立公園の境界線の内側の200メートルまで広がった。山林当局は防御線を構築し、天王峰の死守に全力を傾けている。山火事が拡散したところから天王峰までの距離は8.5キロだ。

炎は強い風に乗って、隣接する慶尚南道梁山市(キョンサンナムド・ヤンサンシ)まで広がった。市は、大雲山(テウンサン)の近くにある民家と寺院、漢方病院などに事前避難命令を下した。

拡散する山火事で、義城と山清では住宅と工場、倉庫、寺院、文化財などの建物209ヵ所が燃えた。蔚州温陽(オンヤン)と彦陽(オンヤン)の財産被害の状況は調査中だ。慶尚北道義城郡と安東市は2万313人、慶尚南道山清郡と河東郡(ハドングン)は1773人、蔚山蔚州郡彦陽邑は4628人、温陽邑は365人の2万7079人が避難した。

同日、消火ヘリ1機が墜落し、しばらくヘリによる消火が中断された。消火隊員の疲労もピークに達している。27日に雨が予告されているが、山火事を鎮めるほど降水量が多いかどうかはまだ分からない。大統領権限代行の韓悳洙(ハン・ドクス)首相は同日、「全国の山火事で未曾有の被害が発生している。被災者が日常生活を取り戻せるよう行政・財政的支援に最善を尽くす」と述べた。


張泳勳 jang@donga.com