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「私が女王よ」、バドミントンの安洗塋が2年ぶりに全英オープン王座奪還

「私が女王よ」、バドミントンの安洗塋が2年ぶりに全英オープン王座奪還

Posted March. 18, 2025 07:42,   

Updated March. 18, 2025 07:42


「今は私が女王よ(I'm a queen now)」

バドミントン女子シングルス世界ランキング1位の安洗塋(アン・セヨン、23)は17日、英国バーミンガムで行われた世界バドミントン連盟(BWF)ワールドツアー、全英オープン(スーパー1000)女子シングルスで優勝した後、このように話した。安洗塋は同日の決勝で世界ランキング2位の王祉怡(ワン・ジーイ、25、中国)に2-1(13-21、21-18、21-18)で逆転勝ちした。優勝確定後、王冠をかぶるセレモニーを繰り広げた安洗塋は、続くコートインタビューで「全英オープンの女王になったのか」という司会者の質問に「Yes」と答えては再び両手で王冠をかぶるポーズを見せた。スタンドを埋め尽くした観客は惜しみない歓呼を送った。

2024年パリ五輪金メダリストの安洗塋は、世界最高権威の全英オープンで2年ぶりに頂点に立ったことで名実共に「コートの女王」に上り詰めた。安洗塋は1899年に始まり、世界で最も長い歴史と権威を誇る全英オープンで、2023年に韓国選手としては方銖賢(パン・スヒョン、53)以来27年ぶりの優勝を飾った。ひざの負傷などで苦しんだ昨年の準決勝で山口茜(日本・世界ランキング3位)に敗れたが、今年は見事に王座を奪還した。

危機がなかったわけではない。安洗塋は今年、準決勝で再会した山口と対戦し、右太ももに負傷した。負傷の影響で右太ももにテーピングをして決勝に出た安洗塋は、以前より鈍くなった動きを見せ、1セット目を13-21で奪われた。

しかし、粘り強い守備を武器に2セット目を21-18で取った。特に、6-6の同点で79回も続いた長いラリーの末、7-6でリードし流れを変えた。安洗塋は3セット目でも体力が落ちた王祉怡を集中攻略して21-18で下した。安洗塋は「2セット目でいろんな感情が込み上げてきたが、あきらめちゃだめだという気持ちだけだった」とし、「今回の全英オープン優勝は自分のキャリアに大きな意味がある。諦めないことで自分自身とても強くなれることを学んだからだ」と話した。

今シーズンの世界女子バドミントンの舞台は「安洗塋天下」だ。1月のシーズン初出場で開幕戦のマレーシアオープン(スーパー1000)優勝を皮切りに、インドオープン(スーパー750)、オルレアン・マスターズ(スーパー300)、そして全英オープンに至るまで、参戦した4大会でいずれも頂点に立った。4大会での計20試合のうち、たった3試合で1セットずつを奪われただけで、残りの試合はすべて失セットなしの勝利だった。

安洗塋は今季に出場した20試合の平均試合時間が44.3分に過ぎないほど圧倒的なパフォーマンスを見せた。最短試合は2セット目で棄権勝ちしたマレーシアオープン準々決勝の16分で、最長は今回の全英オープン決勝の95分だった。

王祉怡は全英オープンが終わった後、「安洗塋から多くのことを学んだ試合だ。自分で反省しなければならないことが本当に多い」と完敗を認めた。これに対し、安洗塋は王祉怡に「最善を尽くしてプレーしてくれたことに感謝し、次回ももっと良い試合ができるようにしよう」と語り勝者の品格を示した。

続いて行われた男子ダブルス決勝ではソ・スンジェ(28)、キム・ウォンホ(26)組がレオ・ローリ・カルナンド、バガス・マウラナ組(インドネシア)に2-0(21-19、21-19)の完勝を収めて優勝した。韓国が同大会の男子ダブルスで優勝したのは、2012年の李龍大(イ・ヨンデ)、鄭在成(チョン・ジェソン)組以来13年ぶりとなる。今大会に指導者として同行した李龍大は、代表チーム指導者としてのデビュー戦で再び優勝の喜びを味わった。マレーシアオープンとドイツオープンを制覇したソ・スンジェ、キム・ウォンホ組は、今年に入って3度目の優勝を記録した。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com