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「戦闘機がいつもより低空飛行…『バン』という音がし、家が吹き飛ぶかと思った」

「戦闘機がいつもより低空飛行…『バン』という音がし、家が吹き飛ぶかと思った」

Posted March. 07, 2025 08:56,   

Updated March. 07, 2025 08:56


「『バン』という音がして外に出てみると、煙が舞い上がり、(爆弾が落ちた)聖堂近くの家がすべて吹き飛ばされたほどだった」

6日午前10時5分頃、空軍戦闘機の爆弾誤発事故が発生した京畿道抱川市二東面蘆谷里(キョンギド・ポチョンシ・イドンミョン・ノゴクリ)の住民のキム・オクジャさん(71)が語った。キムさんは、「最初は衝撃が大きすぎて地震が起きたのかと思った」と当時の状況を振り返った。

東亜(トンア)日報記者が向かった事故現場は、まるで戦争が過ぎ去ったかのようだった。誤発弾の衝撃で近隣の住宅の窓が割れ、ビニールハウスは崩れ落ちた状態だった。金属やガラスの破片が道に散乱し、水道が破裂して水が漏れているところもあった。

住民たちは、事故前はいつもと違って戦闘機が低空飛行していたと口をそろえる。住民のキム・ソクヨンさん(67)は、「爆弾が落ちる前、飛行機が低空飛行するような轟音が4~5秒間聞こえた後、爆弾の音が続いた」と話した。

この事故で2人が重傷を負い、13人が軽傷を負った。病院で会った軽傷者は、鼓膜が破裂したり、顔に擦り傷を負ったり、筋肉が裂けたりするなどの怪我を負っていた。ビニールハウスで作業中、爆弾で意識を失って倒れたというミャンマー国籍の30代男性は「怖い」と繰り返した。

事故を目撃し、音を聞いた住民も物理的、心理的な被害を訴えた。爆弾の破片が店に落ちたというチョさん(31)は、「外から鉄の塊が飛んできたが、爆弾の破片のようだった。車のガラスと店内の強化ガラスがすべて割れた」と話した。事故現場のすぐ隣に家があるというイさん(63)は、「家のドアと窓がすべて割れて、入ることができない」と話した。キム・ジンオクさん(77)は、「驚いて、気持ちがまだ落ち着かず、薬を飲んだ」と恐怖を吐露した。

今回の事故で、北朝鮮との接境地域で暮らすことへの不安も高まっている。昨年、ゴミ風船の投下と対南放送の騒音まであったためだ。飲食店を経営するキムさんは、「客が多い時間帯に爆弾が店の近くに落ちていたらと思うとぞっとする。ただでさえ軍隊も多く、抱川が騒がしいのに、このような事故まで起きてため息が出る」と話した。


抱川=チョ・スンヨン記者、チョン・ジョンヒョン記者 cho@donga.com