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尹大統領夫妻の選挙介入疑惑とミョン氏疑惑、中央地検に事件を移送

尹大統領夫妻の選挙介入疑惑とミョン氏疑惑、中央地検に事件を移送

Posted February. 18, 2025 09:02,   

Updated February. 18, 2025 09:02


尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と金建希(キム・ゴンヒ)夫人の公認介入疑惑を捜査している検察が、事件をソウル中央地検に移送した。野党が「ミョン・テギュン氏特検法」を推進している中、検察が尹大統領夫妻に対する捜査意志を明らかにしたものと分析される。検察は、金夫人の対面調査を検討する方針だ。

昌原(チャンウォン)地検の担当捜査チーム(チーム長=李知炯次長検事)は17日、与党「国民の力」の金映宣(キム・ヨンソン)元議員の総選挙候補公認取引疑惑の中間捜査結果を発表し、このように明らかにした。主要関係者であるミョン容疑者の録音記録などが公開され、捜査チームを立ち上げてから104日ぶりのことだ。

捜査チームの検事12人のうち、李知炯(イ・ジヒョン)捜査チーム長(釜山地検2次長検事)ら7人がソウル中央地検に移し、尹大統領夫妻などに対する捜査を続ける。捜査チームはひとまず、ソウル中央地検公共捜査2部に所属するが、従来のように同事件のみ担当する。捜査状況は、公共捜査部を指揮する3次長検事ではなく、朴勝煥(パク・スンファン)ソウル中央地検長職務代行(1次長検事)に直接報告する。

検察は、△尹大統領夫妻が、ミョン容疑者の依頼で金元議員の公認に介入したという疑惑、△ミョン容疑者が尹大統領側に世論調査の結果を無償提供した疑惑、△ミョン容疑者が実質的に運営したという疑惑を受けている世論調査会社(未来韓国研究所)が、特定の与党政治家に有利になるように世論調査の結果を操作したという疑惑などを捜査する予定だ。検察は同日、金容疑者を昌原国家産業団地候補地の選定情報を漏らした後、弟たちに近隣の不動産を買収させた疑惑で追加起訴した。

検察は、証拠物の分析などを終え次第、金夫人を呼んで取り調べるかどうかを検討する予定だ。検察は、ミョン容疑者が大統領選挙期間中に使ったいわゆる「黄金フォン」のフォレンジックを14日に終えている。


ソン・ユグン記者 チェ・ミソン記者 big@donga.com