オリオン創業以来初めて！ 海外業績好調に支えられ営業利益が５０００億ウォン超え

オリオンは１１日、連結基準で昨年の売上は３兆１０４３億ウォン、営業利益は５４３６億ウォンで、前年比それぞれ６.６％と１０.４％が伸びたと発表した。年間売上が３兆ウォン、営業利益が５０００億ウォンを超えたのは、オリオン創業以来初めて。

このような業績は、中国・ベトナム法人の成長のおかげだ。昨年、韓国法人の売上は２.６％増の１兆９７６億ウォン、営業利益は５.７％増の１７８５億ウォンだった。中国法人は、おやつ店やバルク市場などの成長チャンネルの販売が伸び、売上げは７.７％増の１兆２７０１億ウォン、営業利益は１０.４％増の２４３９億ウォンだった。ベトナム法人は、贈り物用のパイや米菓子のアン（Ａｎ）などの人気に支えられ、売上げは８.２％、営業利益は１４.４％伸び、それぞれ５１４５億ウォンと１００１億ウォンだった。

オリオンの同期間の当期純利益は５３３２億ウォンで、過去最大の業績を出したが、成功的な買収合併（Ｍ＆Ａ）契約が影響を及ぼした。昨年１月１５日、リガケムバイオサイエンスの買収契約の締結時の契約金額と、３月２９日の買収当日の株価の差にともなう株式価値の評価差益１４３７億ウォンが営業利益に反映された。

オリオンは、事業会社の１株当たりの配当金を、従来の１２５０ウォンから２５００ウォンに増やす。オリオンの関係者は、「米国やオーストラリア、欧州などへの輸出も拡大する」と述べた。


イ・ミンア記者 omg@donga.com