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自殺した気象キャスターの「職場内いじめ」疑惑、雇用部がMBCへの特別労働監督に着手

自殺した気象キャスターの「職場内いじめ」疑惑、雇用部がMBCへの特別労働監督に着手

Posted February. 12, 2025 08:56,   

Updated February. 12, 2025 08:56

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雇用労働部は、亡くなった気象キャスターの故オ・ヨアンナ氏の死に関連し、11日からMBCに対する特別労働監督に着手すると明らかにした。ソウル地方雇用庁とソウル西部支庁が合同で立ち上げた特別労働監督チームは、同日午後2時、現場に到着し監督に着手した。調査中に犯罪事実が明らかになれば、是正措置なしに検察への送検も可能となる。

昨年9月に亡くなったオ氏は、死亡から3ヵ月後、生前に職場内でのいじめで苦しんでいたという疑惑が持ち上がった。これに対しMBCは先月30日、「遺族から事実関係確認の要請があれば、調査に着手する」と明らかにした。雇用部はこれに先立って、MBC側に対し独自の調査を実施するよう行政指導し、独自調査の進行および会社側の資料提出の状況などを基に、特別労働監督の実施可否を決める計画だった。しかし最近、遺族がMBCの独自の真相調査への不参加意思を明らかにし、故人以外の追加被害の問題が提起されたのに続き、労働組合の特別監督の請願があったことなどを総合して、特別労働監督に着手することになったと説明した。

一方、雇用部は、MBCの重大災害処罰法違反の疑惑についても関連告発状が受け付けられただけに調査を進めていると明らかにした。


イ・ムンス記者 doorwater@donga.com