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尹大統領の国政支持率、3週間ぶりに20%に小幅反発

尹大統領の国政支持率、3週間ぶりに20%に小幅反発

Posted November. 16, 2024 08:49,   

Updated November. 16, 2024 08:49


尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の国政運営支持率が3週間で20%台になったという世論調査の結果が15日出た。国政エンジンの心理的マジノ線である20%台が、2週間前に初めて崩れた後、任期の折り返し点を控えて最低値である17%まで落ちたが、小幅に持ち直したのだ。ただ、支持率の下落傾向が止まったにもかかわらず、「金建希(キム・ゴンヒ)夫人関連問題」(16%)は4週間連続で最も高い国政運営不正評価の要因となっている。

同日、韓国ギャラップが発表した11月第2週の世論調査の結果によると、尹大統領の職務遂行に対する肯定的評価は20%で、先週より3%ポイント上昇した。不正評価は就任後最高値だった前週(74%)より3%ポイント下がって71%だった。

地域別の支持率を見れば、保守派の中心支持層である大邱(テグ)・慶北(キョンブク)の支持率が先週の調査より14%ポイント高の37%を記録した。ギャラップは、「尹大統領の支持率下落傾向が止まり、与党『国民の力』の支持層、70代以上、大邱・慶北地域などでの変化幅が大きかった」とし、「7日の国民向け談話・記者会見に既存の支持層の一部が注目・呼応したと見られる」と分析した。

国民の力と最大野党「共に民主党」の支持率は、それぞれ前週より2%ずつ下落して27%と34%と集計された。尹大統領の支持率は上がり、与党の支持率は下がる「逆デカップリング現象」が現れた。特に、与党の支持率は現政権発足以来、最も低い水準だ。

党内の親韓系(韓東勲氏系)からは、「誤差範囲内の下落だ」とし、「大統領が謝罪後、実践をどのようにするかによって党の支持率が影響を受けるのではないか」と話した。親尹系(尹大統領系)議員は、「これまで韓東勳代表が尹大統領と対立して反射利益を享受したが、尹大統領が謝罪して動く姿を見せて、状況が反転した」と述べた。


申나리 journari@donga.com