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「呉載元の麻薬を代理処方」 斗山の現役選手9人が関与

「呉載元の麻薬を代理処方」 斗山の現役選手9人が関与

Posted July. 11, 2024 09:15,   

Updated July. 11, 2024 09:15

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野球の韓国代表も経験した元プロ野球選手の呉載元(オ・ジェウォン)容疑者(39)の麻薬類の代理処方および投薬に関わった人たちは、現職の斗山(トゥサン)ベアーズ選手9人を含め計29人であることが確認された。呉容疑者の知人に全身麻酔剤「エトミデート」を違法に販売した首都圏の病院長も、検察に引き渡された。

10日、ソウル江南(カンナム)警察署は、向精神薬の睡眠薬や抗不安薬を代わりに処方されたものを呉容疑者に渡したり、エトミデートを提供したりした容疑(麻薬類管理法違反)で現職の野球選手など29人を検察に渡したと明らかにした。エトミデートとは、「第2のプロポフォール」とも呼ばれる。このうち、呉容疑者にエトミデートやヒロポンなどを販売、提供した事業家のイ某氏や風俗店従事者のA氏など3人は、拘束状態で検察に引き渡された。イ容疑者は、首都圏の病院で院長など関係者2人にエトミデートのアンプル数千個を違法で購入したという。A氏は、呉容疑者に対しエトミデートを直接注入した容疑(医療法違反)がもたれている。

睡眠薬と抗不安薬を代わりに処方されたものを呉容疑者に渡した23人の中には、元現職のプロ野球選手が13人、斗山ベアーズのトレーナーが1人、呉容疑者が運営していた野球アカデミーの受講生の保護者も含まれている。現役選手は計9人で全員斗山ベアーズ所属だという。斗山ベアーズ側は、「呉載元の麻薬問題以来、これらの選手たちは皆試合に出られずにいる。悔しい部分があり、最大限釈明する計画だ」と明らかにした。


ソ・ジウォン記者 wish@donga.com