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「韓日首脳、サプライチェーン協力で一致」 レアアース巡り実務協議が進展

「韓日首脳、サプライチェーン協力で一致」 レアアース巡り実務協議が進展

Posted January. 15, 2026 09:32,   

Updated January. 15, 2026 09:32


李在明(イ・ジェミョン)大統領と高市早苗首相が首脳会談で、安定的なサプライチェーン(供給網)構築に向けて協力することで共感したと、魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長が14日、明らかにした。中国が対日レアアース輸出規制を発動し、日中間の緊張が高まる中、韓日首脳がレアアースなどサプライチェーン問題での協力に足並みを揃えた形だ。

魏氏は同日、奈良県で行った会見で、「サプライチェーン分野での協力意志は首脳間で確認されており、それ以前から実務レベルで複数の協議が行われ、協力を高めるための作業が進展している」と説明した。そのうえで、「今回の首脳会談でも、サプライチェーン分野で相互協力する方向で意見の接近があった」と述べた。レアアースなどの重要鉱物に加え、半導体、エネルギー分野における韓日サプライチェーン協力が加速する見通しだ。

高市氏も13日の首脳会談後、共同記者発表で「李大統領とサプライチェーン協力について踏み込んだ議論を行った」と述べている。台湾有事への対応をめぐる発言を背景に、中国による対日輸出統制が本格化する中、韓日間のサプライチェーン連携を強調した発言と受け止められる。

ただ、魏氏は「サプライチェーンは重要な問題であり、複数の国と協力している」としたうえで、「中国とも協力について議論している」と述べた。韓国は5日に行われた韓中首脳会談で、中国との産業長官会談を定例化し、サプライチェーン協力を推進することで一致している。

また、日本主導の多国間自由貿易協定(FTA)である環太平洋経済連携協定(CPTPP)への韓国加盟問題についても協議が行われた。魏氏は「韓国が加盟を推進する意思を改めて確認した」とし、「前向きなトーンで議論された」と説明した。

一方、魏氏は「9・19南北軍事合意の復元は政府の基本方針であり、大統領が示した指針だ」と述べ、軍事境界線付近での訓練中止など、9・19合意復元方針を改めて明確にした。


奈良=ユン・ダビン記者、シン・ギュジン記者 empty@donga.com