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ルノー「韓国は生産・輸出の中核拠点」 釜山工場への投資継続

ルノー「韓国は生産・輸出の中核拠点」 釜山工場への投資継続

Posted January. 15, 2026 09:33,   

Updated January. 15, 2026 09:33


「フィランテは、セダンの躍動感とスポーツタイプ多目的車(SUV)の快適な走行性能を融合させ、他とは違う車を求める顧客の選択肢です」

ルノーブランドの最高経営責任者(CEO)兼副会長であるファブリス・カンボリーブ氏が13日、ソウル市広津区(クァンジング)のウォーカーヒルホテルで語ったこの言葉は、同日初公開されたルノーのハイブリッド新型車「フィランテ」の位置づけを端的に示すものだ。ルノーはこのモデルを軸に、韓国を主要な生産・輸出拠点と位置づけ、独創的な技術とデザインで世界市場に挑む方針だ。

カンボリーブ氏は、フィランテの競争力として「独創性」を挙げた。フランスブランドでありながら、韓国的感性を併せ持つアイデンティティーを強みに、個性的な嗜好を持つ消費者を狙うという。「フィランテは、車体形状やデザインで競合モデルと明確に差別化されている」と述べた。

フィランテは現在、南米9カ国、中東7カ国などを輸出市場として確保している。生産台数や市場調査の結果次第で、輸出地域をさらに拡大する考えも示した。

韓国の戦略的重要性も改めて強調された。ルノーは2023年に策定した中長期戦略「インターナショナル・ゲーム・プラン」で、韓国をラテンアメリカ、インド、トルコ、モロッコと並ぶ5大ハブの一つに指定した。この計画に基づき、世界市場に計8車種の新車を投入する予定で、韓国では2024年の「グラン・コレオス」に続く第2の戦略モデルとしてフィランテを投入した。

カンボリーブ氏は「韓国はプレミアム市場の拡張余地があり、車両の高いコネクティビティ技術を検証できる環境を備え、自由貿易協定によって輸出もしやすい」としたうえで、「そうした点で、韓国は生産と輸出の中核拠点だ」と評価した。

一方、釜山(プサン)工場での電気自動車生産計画については、「拡大するハイブリッド需要への対応と、フィランテのようなモデル投入に注力している」と説明し、「市場の成熟度を考えると具体的な計画を示すのは難しいが、釜山工場への投資は今後も継続する」と述べた。


金在亨 monami@donga.com