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五輪8度出場の女子体操のレジェンド、ウズベキスタン代表チュソビチナが負傷で五輪出場を逃す

五輪8度出場の女子体操のレジェンド、ウズベキスタン代表チュソビチナが負傷で五輪出場を逃す

Posted May. 25, 2024 08:43,   

Updated May. 25, 2024 08:43

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48歳の女子体操「レジェンド」オクサナ・チュソビチナ(49、ウズベキスタン、写真)が32年ぶりに五輪出場を逃した。チュソビチナは1992年バルセロナ大会を皮切りに、2021年東京五輪まで8大会連続で五輪に出場した女子体操のレジェンド。体操の男女を合わせて五輪8度出場はチュソビティナだけだ。

チュソビティナは23日(現地時間)、「練習中に負傷した。このため、(ウズベキスタン首都の)タシケントでパリ五輪予選を兼ねて開かれるアジア選手権に出場できなくなった」とし、「ホームで開かれる大会であるだけに、必ず出場したかったが、とても残念だ」とインスタグラムに記した。

チュソビティナはウズベキスタンが旧ソ連に属していた1975年に生まれた。1991年ソ連が崩壊し、1992年バルセロナ五輪では旧ソ連合同チームの一員として参加し、団体戦で金メダルを獲得した。その後、2004年アテネ五輪までウズベキスタン代表として活躍し、「息子の白血病治療を助たい」という提案を受けてドイツに帰化し、2008年北京五輪では跳馬で銀メダルを獲得。「息子が治るまでは老けない」と言ったチュソビティナは、息子が完治判定を受けると、2013年にウズベキスタン国籍を回復し、母国代表としてさらに2度も五輪に出場した。


任寶美 bom@donga.com