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呉世勲ソウル市長「主敵は李在明氏」、大統領選出馬の可能性には「五分五分」

呉世勲ソウル市長「主敵は李在明氏」、大統領選出馬の可能性には「五分五分」

Posted June. 17, 2024 08:40,   

Updated June. 17, 2024 08:40

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「五分五分という表現を使うしかない。いずれか悩んでいる」

呉世勲(オ・セフン)ソウル市長(写真)は7日、次期大統領選への出馬かソウル市長3期への挑戦かについてこのように述べた。呉氏は、「ソウル市にはやるべきことがたくさんあり、私の手で完成させたいことが多いのは事実」としながらも、「だからといって国家的なことを疎かにすることはできないので、(大統領選出馬を)悩まないわけにはいかない」と説明した。

呉氏は、ソウル市中区のソウル市庁6階の執務室で行われた東亜(トンア)日報とのインタビューで、2021年の就任後、最も大きな成果について、「ソウル市を未来ビジョン中心に動く組織に体質転換させたことが最も意味のある変化」とし、「最近は予算の無駄遣いなどを防ぐための制度が完備され、清渓川(チョンゲチョン)復元のようなハードウェアの変化を任期4年、8年内に完了するのは限界がある。その代わり、ソウル市が推進する『弱者との同行』のような福祉政策は、中央政府も地方政府も取り組むべきテーマだ」と強調した。

呉氏は最近、与党の韓東勲(ハン・ドンフン)前非常時対策委員長や最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表など政界を念頭に置いたメッセージを頻繁に出している。呉氏は、「主敵は李在明代表」とし、「汝矣島(ヨイド)大統領と言われる政治家が出す政策にしては、すべての政策がポピュリズムに近い」と指摘した。与党「国民の党」に対しては、「復帰をしてこそ次は試行錯誤を経験しない」とし、「公認落ちした人が他の選挙区で公認を受けるようなことは、次の総選挙では絶対にあってはならない」と述べた。

呉氏は、2036ソウル五輪については、「2030年までに世界レベルの蚕室(チャムシル)スポーツMICE施設が完成するため、兆単位の黒字が出ることを確信している」と誘致の意向を示した。


姜炅石 coolup@donga.com