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ソウル大学病院教授の55%「今日から無期限休診」

ソウル大学病院教授の55%「今日から無期限休診」

Posted June. 17, 2024 08:39,   

Updated June. 17, 2024 08:39

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17日から、ソウル大学医学部傘下のソウル大学病院・盆唐(プンダン)ソウル大学病院とポラメ病院、ソウル大学病院江南(カンナム)センターの4つの病院の教授が、無期限休診に突入する。ソウル大学医学部・病院の教授団体が「16日までに54.7%が休診参加の意向を示した」と発表した中、政府は「求償権請求」を取り上げ、本格的な圧迫に乗り出している。

ソウル大学医学部・病院教授協議会の非常対策委員会は16日、「所属教授967人に対して調査を行った結果、外来休診や縮小、正規手術・施術・検査日程延期などで休診に参加すると明らかにした教授は529人(54.7%)であることが確認された」と明らかにした。非常対策委側はまた、「3つの病院の手術室の稼働率は33.5%で、現在の62.7%の半分ほどになるとみられる」とし、「今年2月の専攻医(インターン、レジデント)離れ前と比べると、3分の1の水準になる」と明らかにした。

同日、韓悳洙(ハン・ドクス)首相は中央災害安全対策本部を主宰し、「医療界は集団休診の決定を変えておらず、残念でならない」としながらも、非常対策委員会側が休診撤回の条件として掲げた「専攻医への行政命令の取り消し」は受け入れられないことを明確にした。また、政府は、「集団休診の長期化で病院が損害を被れば、休診参加教授に対し賠償を要求する求償権請求の検討を要請する」と、医学部教授らを圧迫した。セブランス病院など延世(ヨンセ)大学医学部傘下の病院3ヵ所が、27日から無期限休診の方針を明らかにした中、三星(サムスン)ソウル病院などが所属する成均館(ソンギュングァン)大学医学部などでも無期限休診の議論が始まると、拡散の遮断に乗り出したのだ。

一方、ソウル大学教授協非常対策委員会は休診を決議し、「重症・緊急・稀少疾患者に対する診療は維持する」と明らかにしたが、実際は癌4期の重症患者などにも診療予約変更のメールを送っていたことが明らかになり、議論を呼んでいる。


チョ・ユラ記者 ヨ・グンホ記者 jyr0101@donga.com