
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が26日、高位公職者犯罪捜査処(高捜処)長候補に判事出身の呉東運(オ・ドンウン)弁護士(55・司法研修院27期・写真)を指名した。金鎮煜(キム・ジンウク)前高捜処長が1月の任期満了で退任して97日が経った。
大統領室は同日、呉氏の指名を発表し、「裁判所で20年間、様々な分野で裁判経験と専門性を培ってきた」と強調した。海兵隊のチェ上兵殉職事件の外圧疑惑特検法案が浮上している時に処長候補を指名した理由については、「国会人事聴聞会が必要で慎重に検討した」とし、「選挙があったため、国会日程を考慮して指名した」と説明した。
釜山(プサン)地裁判事、蔚山(ウルサン)地裁部長判事などを歴任した呉氏は、司法研修院4期先輩の尹大統領とはあまり接点がなかったという。最後まで競り合った検察官出身の李明淳(イ・ミョン・スン)弁護士(57・司法修習院22期)が選ばれなかったのは、「海兵隊チェ上兵殉職事件捜査外圧疑惑に対する公捜処の捜査が進行している中、検察出身者をトップに座らせて起こる負担を避けようという狙い」とみられている。呉氏は、「様々な面で公捜処が困難に直面している時に処長候補に指名され、重い責任を感じる」と述べた。
イ・サンホン記者 ホ・ドンジュン記者 dapaper@donga.com